【ゲームレビュー】ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

■ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
対応機種：PS4/3DS
発売元：スクウェア・エニックス
開発元：スクウェア・エニックス

良かった点

芯の通った王道のストーリーには、思わず痺れました！

悪魔の子と呼ばれる勇者が、征く先々で個性豊かな仲間たちと出会い、
山あり谷ありの冒険の中で、それぞれが成長していく様子はとても感動的でした。

王道というと「またこのパターンかー」となるのを想像しちゃいますが、
ドラクエ11は王道でありつつも独自の味付けが随所に施されているので、
先が気になってマルティナから視線をそらせないぐらい、夢中になれるシナリオです。

あたたかみのあるグラフィックもGOOD！

キャラクターそれぞれの表情の変化もしっかりと伝わってきますし、
喜怒哀楽の表現もまるでフルCGアニメを見ているかのように感じ取れました。

何よりも水の表現力には技術の進化がひしひしと感じられましたね～。

美麗なグラフィックと言えばスクエニと言われていた、PS時代の頃から
何年も経ちましたが、やっぱり今でも高い技術力は健在ですね！

 悪かった点

ボス戦の異常な難易度上昇なんなの？？？

ドラクエシリーズ共通に言える事ですけどねｗ
特に○○城の○鬼○王○○ゴルドは、一番手こずってしまいました。

国民的RPGの看板があるだけに、急激な難易度上昇は毎度のことながら
クリアさせたくないんじゃ…と多くの人が思う点ではないかと思います。

適正レベルで進めているのに、ボス戦に来た途端にボロ負けに陥るような
ゲームバランスはそろそろ変えてきてもいいんじゃないかな。

さては、堀井さんは人生はそう簡単ではないということを
僕らにゲームを通して教えてくれようとしているのでは…！(^ω^)

 総評

ゲームではなかなか感情移入出来ないタイプの自分ですが、
思わずゲーム途中のとあるシーンで泣いてしまいました。。

こんなにも良い仲間たちが支えてくれてるんだ、と本当に自分が勇者になったかのような
錯覚すら覚えるほど、プレイヤー自身が入り込んでしまう不思議な魅力が詰まってました。

2017年を代表する攻守ともに隙のない大作RPGでした！！

ちなみにマルティナのバニー装備はゲームクリアまで外しませんでした。