
皆さんは、なにか新しいゲームを探すとき、どのようにして探していますか?
Amazonで評価の高いゲームを探す、友達に紹介してもらう、パッケージがよさそうなゲームを遊ぶなど、色々ありますよね。
そして、好きなゲームジャンルから探すことも多いのではないでしょうか。
筆者もたまにRPGが遊びたくなり、そんな時にはRPGの中から高評価のゲームを探して遊ぶことがよくあります。
しかし、ゲームジャンルが役に立たないな・・・と思うことがあるんですよね。
例えば、FFのようなストーリー主体のRPGと世界樹の迷宮のようなダンジョン探索主体のRPGはまったく面白さが異なりますが、ゲームジャンルとしては同じRPGでまとめられてしまう。
このように分類が分かりにくい場合はRPGに加えて、ダンジョンRPGなどのサブジャンルが加わったり、有名なゲームを挙げてウィザードリィライクといった言い方で伝えられることもありますね。
しかし、RPGと付く時点でかなり範囲が狭まってしまうため、他のジャンルの類似ゲームと比較されることがなくなってしまうと思っています。
もしかしたら、まったく違うジャンルのゲームにも、RPGの面白さと同じものが含まれているかもしれません。
また、そもそもRPGと言われても、今までRPGを遊んだことがない人やRPGにハマった経験のない人は何が面白いのか、遊んだ時にどういう感情になるのか分からない、という問題もありますね。
そんなことを考えていたら、たまたま読んでいた本にヒントが書かれていました。
それがこちら。
多数の人気ミステリー小説を生み出している著者が「面白さ」の生まれるメカニズムについて考察されています。
これを読んだからといって面白さを完全に理解できる訳ではないですが、そもそもこの本自体「面白い」ので、皆さんもぜひご一読ください。
さて、この本に「面白さ」の分類の仕方が書かれていたので、それに沿ってゲームを分類してみました。
- 可笑しい:バカゲーやネタゲー。物理エンジンで面白い動きをするゲームなど。この面白さがメインになることは少なく、シナリオなどでフレーバーとして使われる印象がありますね。
- 泣ける:主にシナリオによる感情変化ですね。ゲームシステムで泣けるのはセーブデータが消えた時くらい?
- 意外性:これはシナリオでも重要ですが、ゲームシステムにも使われていますね。例えば、突然一発逆転できるようなアイテムが手に入った瞬間とか。
- 考える:スキル振りや今後の行動の計画を練るときですね。あつ森で家具の配置を考えていることも含まれるかもしれません。
- 気づく:攻略法をひらめいたときとか。伏線が回収された瞬間とか。「考える」で考えた結果、「気づく」に繋がることもありそうですね。
- 思いどおりになる:「考える」で考えたことが思い通りになり、安堵した瞬間。他にも、複雑な操作のキャラをうまくコントロールできた時にも当てはまりそうですね。
- 手応えがある:例えば、スマブラで相手を吹っ飛ばした時の手応えとか。アクションゲームには必須の要素ですね。
- 動き:迫力あるバトルシーンは画面が動いている様子を見ているだけでも面白いですよね。
- 欲求を満たす:イケメンやかわいい女の子が出てくるゲーム。そういえば、三大欲求の中でも、食欲と睡眠欲を満たしてくれるゲームって無いですよね。
このように、面白さベースでゲームをカテゴリ分けできれば、遊んだことがない人にも分かりやすいし、従来のジャンルを超えて類似したゲームに出会える確率が上がるのかもしれませんね。
もちろんこれが完璧なカテゴリ分けの方法ではないし、そもそも人によって、同じゲームから違う面白さを感じる場合もあるので、完璧な分類というのは難しいと思いますが。
とくに結論は出ていませんが、この記事はこれでおわりです。
たまには思ったことをそのまま記事にするのも「面白い」ですね。
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