■Detroit: Become Human
対応機種:PS4
発売元:SIE
開発元:クアンティック・ドリーム
グラフィック | サウンド | 世界観/ストーリー | 操作性 | 満足度 |
10 | 8 | 9 | 8 | 10 |
ココがイイネ!
- プレイヤーの選択次第で変わる結末
- 全く違う境遇の3人の視点
プレイヤーの選択次第で変わる結末
時は西暦2038年のアメリカ・デトロイト。
人類は楽して暮らすべく、高度なアンドロイドを開発し彼らを大いに働かせた。
アンドロイドによって職を失った人々は反アンドロイド感情を持つようになり、
その一方で、アンドロイドは人間のような「意思」や「感情」を持つようになった…
アンドロイドと人間は分かち合えるのか、それともどちらかしか自由を掴めないのか
全てはプレイヤーの選択次第というシナリオに引き込まれます。
近未来のSF世界にロマンを感じる人には、間違いなく刺さるテーマだと思います。
実際、近い将来本当にこういった問題が起こる可能性はゼロではないでしょうね…。
全く違う境遇の3人の視点
カーラ・コナー・マーカス、3人の行く末を交互にプレイしながら進めるのですが、
立場も性格も違う3人が徐々に交わっていく展開は、鳥肌モンです。。
この3人みんな正義感が強くて優しくて、人間的なハートフルな人たちなんですよ。
個人的にはマーカスがお気に入りです。皆さんのお気に入りも教えてね!
詳しく書くとネタバレになるので、まあとにかく遊んでもらえれば最高です。
ココがあんまり…
- ゲーム開始直後のロード時間がちょっとだけ長い
- QTEが突然来るのでドキッとする
ゲーム開始直後のロード時間がちょっとだけ長い
お茶でも飲んでればすぐ終わる程度の時間ですが、早く続きを見せてくれー!となってしまっているはずなので、この時間が長く感じられると思います。
それ以降はほとんどロード時間を意識した事はないですね。
QTEが突然来るのでドキッとする
イベントシーンに入ると、突然クイックタイムイベント(QTE)が発生するのでこれが結構厄介でした。
呑気にお菓子を食べながら遊んでいるとビビります。
とは言え、QTEのおかげでゲームの没入感を高めているので仕方のないところですが。
総合的に
海外製のアドベンチャータイトルをプレイするのは今回が初めてでしたし、クアンティック・ドリームが手がけた前2作「HEAVY RAIN -心の軋むとき-」「BEYOND:Two Souls」も未プレイなので、この会社の作品自体も初めてでした。
まるで映画を観ているかのような映像表現、映画のようなシナリオを実際にプレイして自分の選択が未来を変えていく没入感の高さが非常に心地良かったです。
開発側のキャラクターやシナリオへの並々ならぬ愛がひしひしと伝わってきました。
間違いなくクアンティック・ドリームの次回作も買いたくなる名作でした!
こんな人にオススメ
- 近未来の世界にロマンを求める人
- 誰かの視点で人生を追体験してみたい人
- 海外ドラマや心動かされる映画が好きな人
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