【レビュー】あの名作映画の舞台を作り込もう!「ジュラシック・ワールド・エボリューション」

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歴史に残る名作恐竜映画「ジュラシックワールド」。

グレイとザックがジュラシックワールドに初めて訪れたとき、お馴染みのBGMと共に、ホテルの部屋の窓を開けてパーク内が映し出された時のワクワク感。
ジャイロスフィアで広大な草原を走りながら、周りを草食恐竜たちに囲まれているシーンには、全人類がこのパークに憧れたことでしょう。

そんな夢と希望(と少しの絶望)を与えてくれたジュラシックワールドですが、これも映画なので最大で2時間ちょっとしか楽しむことはできません。
こんなに素晴らしいパークを2時間しか見られないなんて…、もっと…もっと見たい…!

そうやって開発されたのが、ジュラシック・ワールド・エボリューション!(個人的な妄想入ってます)

冗談は抜きにして、映画ジュラシックワールドに引けを取らないほどのクオリティーで描画された恐竜たちは、映画を見た人であれば一度は見て欲しいです!

というわけで今回は、プラネットコースターなどの高品質な経営シミュレーションゲームを手がけてきたFrontier Developmentsが贈る意欲作「ジュラシック・ワールド・エボリューション」を紹介していきます。

どんなゲーム?

映画「ジュラシック・ワールド」をテーマとした恐竜パーク経営シミュレーションゲーム。
プレイヤーはパークの最高責任者として化石を発掘しゲノムを抽出、そのゲノムをもとに恐竜たちを蘇らせよう!
恐竜たちの過ごしやすい環境を用意したり、病気や悪天候から恐竜たちを守るのも重要なお仕事!
パーク内には、レストランやお土産ショップ、ホテルやモノレールなど、テーマパークとして重要な施設も用意して、目指せ5ツ星の超人気恐竜パーク!

■ジュラシック・ワールド・エボリューション
対応機種:PS4、Switch、XboxOne、PC
発売日:2018年6月11日
公式サイト:https://www.jurassicworldevolution.com/ja-JP


ココがイイネ!

  • 圧巻のグラフィックスで描かれた迫力ある恐竜たち
  • 安全性をとるか人気の恐竜をとるかの葛藤が楽しい!
  • だれでも簡単にパークを作ることができる

圧巻のグラフィックスで描かれた迫力ある恐竜たち

とにかく恐竜のクオリティが高いことがこのゲームの魅力の一つですよね!

スクリーンショットを見ただけでもとても綺麗に描かれていることがわかると思いますが、実際にゲーム映像を見てみると、恐竜たちのモーションが非常に細かく作り込まれており、映画に負けないほどの恐竜の再現度であることがわかりますね!

恐竜たちは水を飲んだり、餌を食べたり、寝転がったりと自由気ままに過ごしているので、恐竜にカメラをあわせて眺めているだけでも楽しめるのが良いですね!

安全性をとるか人気の恐竜をとるかの葛藤が楽しい!

このゲームには様々な種類の恐竜が存在し、それぞれ人気度や育て方が異なります。
そして、基本的には育てにくい恐竜は客からの注目を集めやすいんですよね。

例えば、映画でも大活躍したラプトルは、嵐がくるとすぐ気分が悪くなり、檻を壊して脱走してしまいます。
気性の荒い肉食恐竜で非常に扱いが難しいのですが、客からの人気はかなり高いので、うまく飼い慣らすことが出来ればこれだけでパークへの来客数をぐんと増やすことができるのです。

さらに、遺伝子操作で攻撃力を高めた恐竜は、より客の注目を集めることができますが、檻を壊して脱走するリスクも高くなります。

映画をはじめて見たときには「なんでこんなリスクを冒してまで凶暴な恐竜を作るのか…」と、パークの経営陣を哀れんでいましたが、実際に恐竜パークを運営する側になると、気がつくとどんどん凶暴な恐竜たちを孵化させていました
むしろ、凶暴な恐竜たちに客を襲わせるのすら楽し(自主規制

だれでも簡単にパークを作ることができる

恐竜の飼育や遺伝子操作の部分は遊びごたえがありますが、恐竜を配置して客を呼び収入を得るという経営ゲームとしてみると、かなりシンプルにまとまっており、難易度もそれほど高くありません。

どのシナリオも恐竜の種類を増やしていけば客が増えていくので、経営自体はだれでも簡単に行うことができます!
そのため、プレイヤーはこのゲームの醍醐味である恐竜を育てる遺伝子操作を行うことに集中できるというわけですね。

ココがあんまり…

  • 陸上で育つ恐竜だけじゃなくて、モササウルスを育てたかった
  • 細かい待ち時間が多く、テンポが悪く感じる

陸上で育つ恐竜だけじゃなくて、モササウルスを育てたかった

やっぱりジュラシックワールドが大好きな人ほど、モササウルスや翼竜たちに登場してほしいと思っているはず…!

恐竜1つ1つのクオリティが非常に高いので、陸上の恐竜だけでも十分感動できるのですが、陸上恐竜だけだと、檻を囲って恐竜を育てるという基本的なゲームサイクルや遠くから見た時の見た目が同じなので、どうしても種類の異なる恐竜が欲しくなるんですよね。

どうやら、続編にあたるジュラシック・ワールド・エボリューション2にはモササウルスや翼竜が登場するらしいので、陸上恐竜以外の恐竜が育てたい人は続編を楽しみに待ちましょう!

細かい待ち時間が多く、テンポが悪く感じる

ゲームの基本的なサイクルは、研究→化石発掘→ゲノムの抽出→恐竜の孵化を繰り返すことで進んでいきます。
ゲノムはある程度の化石を用意して蓄積されないと恐竜の孵化はできないため、化石採掘とゲノムの抽出はかなりの回数行うことになるのですが、同じことの繰り返しなので段々わずらわしくなってくるんですよね…。

ここに関してはもう少し、自動化できたり、繰り返し回数が少なければよかったなと思います。

総評

経営ゲーム好きとしては若干物足りなさがあるものの、ジュラシックワールドの恐竜たちが大好きなので、この映画をテーマとした経営ゲームが作られて本当に嬉しいですね…!

ぜひ皆さんも、パークの人気を高めるために凶暴な恐竜を作りたくなってしまう欲を、ゲームを通して味わってみて欲しいです!

   
ユウト33
この記事を書いた人

ゲームと映画が好き。あとトマトに目がないです。

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