記憶に残るゲーム体験を。「ニーアレプリカント ver.1.22474487139…」を紹介

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今回はスクウェア・エニックスより2021年4月22日に発売されたPS4「ニーアレプリカント ver.1.22474487139…」を紹介します。

本作は、主人公の妹を救うべく冒険をするアクションRPGで、2010年に発売された同作をベースに、現代のグラフィックに見合うキャラクターモデリングに変更、アクションの見直し、一部追加シナリオの追加が行われています。

今回は、本作をストーリーのネタバレなしで紹介していきます!

冒険の中で繰り広げられる多様な「ゲーム体験」

本作は3DのアクションRPGで、片手剣などの武器と、相棒となる「白の書」から与えられた魔法を駆使しながら道中を進めていくことになります。

…が、ただ単にバッサバッサとなぎ倒しながら進むだけのゲームではなさそうです。

急に横スクロールになってみたり、真上の視点になったり、他にもどこか90年代に見たことあるようなカメラワークになったりすることがあります。l

また、今ではシリーズの名物となっている通称「イクラ弾幕」。

シューティングの弾幕を避けつつもアクションをしていく感覚は、他のゲームではあまり味わえないことでしょう。

また、様々なゲームのオマージュがちりばめられており、ゲーム好きだったら「おっ!」と思う場面が多く、中には「なんだこれは!?」と新鮮に感じることができるので、エンディングまで飽きずに様々な「ゲーム体験」を味わえるのは本作の魅力のひとつです!

また、アクションに関しては、続編である「ニーアオートマタ」に近い形にブラッシュアップされており、アクションゲームとしても気持ちいい操作感覚に仕上がっています!

深い設定がこめられたシナリオ

本作を語る上で最も重要なのは「シナリオ」でしょう。

登場人物は主人公こそ、プレイヤーが感情移入しやすい王道な青年ですが、とにかく周囲のキャラクターがクセが強いw

見た目はヤバいキャラが多いし、味方キャラのカイネは口が悪すぎてたまに規制音が入ります。

しかし、敵のマモノも含め、膨大な設定が込められており、1周エンディングを迎えただけだと本作の真髄に触れることはできないことでしょう。

本作は意図的に周回プレイをしてシナリオを深める仕組みがたくさん仕込まれています。最初のエンディングまでは他の大作と比べたらそこまで時間はかかる訳ではなく、周回もある程度はしやすい仕組みになってはいます。

シナリオに触れるとどうしてもネタバレになってしまいますからね…。ただ、サイトを見てもいいので最終条件のエンディングもみて欲しいです!正直、周回等は面倒な作業にはなってしまいますが、見る価値ありです!

独特なゲーム体験が「記憶に残る」

最後に本作を推しておきたいポイントとしては「記憶に残る」ということ。

本作のBGMは、コーラス入りの切ないBGMが特徴的で、他のゲームではないものになっているのが、ニーアの独特な世界観を表現した「唯一無二感」が出ていて、とてもよいなあと思いました!

よくもわるくも尖った部分が多いゲームではあるのですが、プレイ後に抱く様々な感情は、シナリオ・ゲームデザインが一体となっており、このような体験できるタイトルはそう多くはないと思います。

ゲーム全体としてはちょっとグロめだったり暗い部分も多く、人を選ぶ部分もありますが、色々なRPGをプレイした人にこそやる価値があると思いますし、娯楽体験にあふれた現代の中で、しっかりと「記憶に残る」というのはとても大事なことなのではないでしょうか?

尖ったゲーム体験をしてみたい方、ぜひプレイしてみてください!

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