IMAX?ドルビーシネマ?マリオ映画に最適な上映方式をご紹介!!

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いよいよ4月28日に公開される映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」!

ミニオンでお馴染みイルミネーションと任天堂がタッグを組んで製作された映画ということで、楽しみにしているゲーマーの人も多いのではないでしょうか?

海外では一足先に公開されており、アニメ映画史上最高のオープニング興行収入を記録するほどの大ヒットとなっているようです。

そんな待望の映画を、せっかくなら最高の環境で観たいですよね?

そこで今回は、映画館が好き過ぎて将来的には映画館に住みたいと考えているユウト33が、マリオ映画に最適な上映方式を紹介します。

主な映画の上映方式について

映画館はどこも同じ…ではなく、映画館によって、もっと言うと映画館内の各スクリーンによって、かなり違いがあります。
違いが出る部分としては、スクリーンの大きさ、解像度、コントラスト、音響、シート辺りでしょうか。

その中でも、スクリーンが非常に大きいものや音響にこだわったスクリーンは、ラージフォーマットと呼ばれ、特別な名前がつけられています。
有名なものとしては、IMAXドルビーシネマなどがありますね。
これらのスクリーンでの上映は、通常のスクリーンよりも値段が高く設定されています。

マリオ映画の場合も、IMAX、ドルビーシネマ、4Dなどのラージフォーマットでの上映が決定しています。

ラージフォーマットはそれぞれ特色があるため、映画の内容によって最適な映画館を選ぶことで、常に最高の環境で映画を観ることができるはずです!

IMAXとは

まずは、ラージフォーマットで一番知名度の高い(と思われる)IMAXを紹介します。

IMAXとは、1コマの面積が70mmの動画フィルムの規格であり、それを映す映写システムのこと。
一般的に映画のフィルムは35mmですが、IMAXは70mmの大きなフィルムを特殊な方法で使用しているため、解像度は15Kにも達しています。

アスペクト比も、通常の映画館だと 2.35 : 1が主流ですが、IMAXだと1.43:1となるので、かなり上下に長いスクリーンサイズとなります。

ただ、IMAXカメラはとても高価で大きいので、IMAXカメラで撮影される作品は結構少ないようです。
しかし、通常の作品をアップスケーリングしてIMAXにすることもありますし、アニメ映画はそもそもIMAXカメラは関係なく、IMAXの仕様を満たした映像作品ということになるので、IMAX上映作品は結構多いと思います。

ちなみに、日本にはIMAXをフィルムのまま上映できる映画館は存在せず、IMAXフィルムをデジタル化したものが使用されています。
デジタル版のIMAXは規格の違いがあり、以下の3種類が存在します。

IMAXレーザー/GTテクノロジー

アスペクト比は1.43:1。解像度は4K。音響は12.1ch。
この規格のIMAXであれば、フィルム版のフルサイズIMAXとほぼ同じ環境で映画を観ることができます。
ちなみに、2023年4月現在、日本には東京と大阪の2ヶ所しかありません。
どちらも何度か訪れていますが、毎回スクリーンの大きさにビビります。

IMAXレーザー

アスペクト比は1.9:1。解像度は4K。音響は12.1ch。
GTテクノロジーに比べると、スクリーンの上下の長さが短いのですが、そもそも1.43:1に対応している映画というはかなり少ないので、正直IMAXレーザーでも十分かなと思っています。

IMAXデジタルシアター

アスペクト比は1.9:1。解像度は2K。音響は5.1ch。
IMAXレーザーに比べると画質や音響が落ちますが、IMAXの時点でスクリーンサイズは大きいので、これでも十分楽しめます。

ドルビーシネマとは

IMAX以外で、最近流行っているラージフォーマットの1つがドルビーシネマ。
ドルビーアトモスと間違いやすいのですが、ドルビーアトモスは音響の規格で、ドルビーシネマは音響だけでなく、映写システム「ドルビービジョン」とシアターデザインも含めた規格です。

ドルビービジョン

ドルビービジョンの特徴は、4K HDRで黒がめちゃくちゃ黒いということ。

通常の映画館では、コントラスト比が 2000:1 なのに対して、ドルビービジョンは 7500:1!
IMAXでも2500:1 ということなので、明暗がとてもハッキリしています。

ドルビーアトモス

音響は、5.1ch、7.1ch等のチャンネルベースよりも良い、オブジェクトベースを採用しています。
オブジェクトベースは、音の発生源の座標からシアター内の各スピーカーがどのくらい音量を出せばいいかを計算して、擬似的に立体音響を作り出します。

シアターデザイン

余計な音の反響をなくすため、フラットな壁や床となっていることや、暗いシーンをより暗くするため、壁やシートを黒で統一するなど、映画を邪魔しない作りになっています。

ドルビーシネマは、以上の3つをシアター全体で満たす必要があるので、採用している映画館はわりと少ないです。

4DX、MX4D

IMAXやドルビーシネマはスクリーンや音響をパワーアップさせた規格でしたが、4DXとMX4Dは 映像に合わせてシートが揺れて、風が吹いたり水が掛かったり良い香りがしたりと、視覚と聴覚以外で映画を楽しむことができるものです。

何度か体験してみたことがありますが、予想以上にシートが揺れるので、まるでテーマパークのアトラクションに乗っているような気分になります。

マリオ映画に最適な上映方式

さて、本題のマリオ映画に最適な上映方式ですが、個人的な推しはドルビーシネマです!

今回のマリオ映画では、3DCGでマリオの世界がとても鮮やかに描かれているので、ハイコントラストなスクリーンで鑑賞できるドルビーシネマと非常に相性がいいと思うんですよね。

また、本作は音楽にも力が入っているらしいので、ドルビーアトモスの最高の音響で楽しめることも理由の一つですね。

とはいえ、IMAXの大きな画面でマリオの世界を鑑賞したい、4Dで身体全体でマリオの世界を体感したい、という気持ちもすごく分かります。

というわけで、一番良い鑑賞スタイルは、IMAX、ドルビーシネマ、4Dすべてのシアターで鑑賞することですね!
また、日本語吹き替えと字幕では、脚本レベルで異なるそうなので、ドルビーシネマでは字幕をみて、IMAXと4Dで吹き替えを見る、などで何周も楽しむことができそうです。

では、皆さんもマリオ映画公開日までに、自分の好きな鑑賞スタイルを探してみてください!

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