ゲーム&ウオッチの新作がこのご時世に発売されました。
最後に新作が発売されたのは1985年でなんと35年も前。
クラブニンテンドーで復刻版が作られたこともありますが、一般販売されるのは35年ぶり。
先日ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズが発売されましたので、開封していきたいと思います。
ゲーム&ウオッチって?
任天堂開発による初の携帯型ゲーム機である。ゲームソフトは本体内のROMに書き込まれた「1ハード1ソフト」であり、その後のゲーム機のようにカートリッジ(ロムカセット)交換で様々なソフトを実行することはできない。ゲームをしない間は時計として使え、これが商品名「ゲーム&ウオッチ」の由来である。後に、アラーム機能も付くようになった。
Wikipedia
一言で表すと任天堂初の携帯型ゲーム機…はもちろん引用で書いてある通り。
略称はG&WもしくはGW。GWは一般的にゴールデンウィークなので&を挟む方が親切。
電卓の技術を応用した表示形式でカクカク動く特徴的な黒いキャラクターやザ・ゲームとも言えるピコピコしたSE。さらに、名の通りウオッチ、つまり時計としても使用できるのが当時はイカしていたようです。
サラリーマンが胸ポケットに常備するCMもファンにはお馴染みですね。当時どの程度そういった使われ方がされていたのかは不明ですが。
また、ゲーム&ウオッチシリーズの集合体が後にスマブラにMr.ゲーム&ウォッチとして参戦しているのもお馴染みですね。
余談ですが、ゲーム&ウ“オ”ッチが正式名称で、オは大文字。
スマブラ版の彼は小文字でゲーム&ウ“ォ”ッチです。
シリーズ
ゲーム&ウオッチシリーズは本体の仕様からいくつかのシリーズに分けられます。
本体全面がシルバーになっているシルバー。画面が2つあるマルチスクリーン。小さな筐体型のカラースクリーンテーブルトップなどがあり、その他以下の通り。
- シルバー → 本体前面がシルバー
- ゴールド → シルバー部分がゴールドに
- ワイドスクリーン → 画面がちょっとおっきい
- マルチスクリーン → 画面が上下に分離。DSのご先祖ともいえる存在
- カラースクリーン テーブルトップ → ちっちゃなアーケード筐体風の据え置き型
- パノラマスクリーン → テーブルトップが小型化
- ニューワイド → ワイドスクリーンの進化版
- スーパーカラー → 縦長かつカラー表現を実現した贅沢版
- マイクロVSシステム → コントローラで2人対戦が可能
- クリスタルスクリーン → 画面がスケスケ!日本未発売!
- カラースクリーン → 今回発売されたG&W
今回発売されたスーパーマリオブラザーズはカラースクリーンとして扱われています。
これまでカラースクリーンテーブルトップはありましたが、カラースクリーンはスーパーマリオブラザーズが初。この時代に新しいG&Wが増えるなんてね。
外装
外装は外箱にクリアカバーをかぶせることでスーパーマリオブラザーズ、ボールを切り替えることができます。
ただ、本体のエディションとしてはスーパーマリオブラザーズが名を冠しているのでボールはファンサービスの演出でしょう。
本体
本体は画像の通り。サイズ感は前述したシリーズの内、シルバー、ゴールドとほぼ同じ。
カラーリングも全体的にゴールドっぽさを感じさせられます。
右側面に電源ボタンとUSB Type-Cの差し込み口、左側面にはスピーカーが搭載されています。
裏面はライセンス表記等。当時存在していた針金スタンドは付いていません。
外部サイト様ですが、スタンドは以下の記事で確認できます。
また、時計モード状態であっても放置していると画面が消灯してしまうため、時計としての活用機会はあまりないかな…。とはいえ、充電中はスリープにならないようです。
内蔵ゲーム
収録ゲームはスーパーマリオブラザーズ、スーパーマリオブラザーズ2、ボールの3つ。
その他、隠し機能としてマリオの絵描き歌など様々なシカケが搭載されています。
この絵描き歌も公式からのお詫び記事でネタバレ発見されてしまうという事態に…
最後に
今回のG&W本体を見て思い出したのがゲームボーイミクロ。
本体サイズ、画面サイズともにゲームボーイミクロの方が小さいものの、薄さはG&Wの勝利。
Mr.ゲーム&ウォッチのamiiboとの比較は並べてみたかっただけです。
以上開封記事でした。
収録ゲームがスーパーマリオブラザーズシリーズ2本とボールであることや隠し機能がちょっと期待外れだったことを考えると中身ではなく、本体自体にファンアイテム、コレクションとしての価値があると感じました。
欲を言うと収録タイトルにボール以外のG&Wタイトルが収録されていて欲しかったな~って。
期間限定生産と発表されていますので、欲しい方はお早めに!
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