2017年7月20日
2017年7月21日
※赤字はゲーブラ的注目タイトル!
■Splatoon2
対応機種:Switch
発売元:任天堂
2017/1/13(水) 天気:晴れてた
我々は重要な情報をキャッチしてしまった。
2年前、巷を騒がせた奴らがいた・・・。
見慣れぬその姿は人類ではなくイカであった。ヒトではなくイカが支配している世界があるなんて、なんと宇宙は広いことか。
イカ研究所のイカ研究員N氏によると彼らイカでありながらヒトに姿を変えインクを塗り合い日々ナワバリを取り合っているらしい。
我々はイカ研究所というイカにも怪しい組織の情報に心躍らされ、その世界にのめり込んだ。
イロトリドリの世界観とスポーツのように白熱するバトル。その全てに魅了されたのだ。
2年前、舞台はハイカラシティだった。
タコとの激しい争いを乗り越え、平穏が訪れたハイカラシティ。
シオカラーズというイカたちのアイドルもいた。定期的にフェスも開かれた。イカの世界から我々の世界に飛び出しイベントも開かれた。我々はイカに夢中だった。
だが、この日私は見たことのないイカたちを目撃してしまったのだ。
2017/3/25 天気:晴れってことで
今日は予てより報告されていたイカたちの新しい拠点に一足先に潜入出来るとのことだった。
この日のために新たなデバイスの確保に奮闘した者も多いだろう。新たなブキ、新たなステージ、新たなファッション。
イカたちは我々の想像を超えた進化を遂げていた。バトルの相手は恐らく私と同じ潜入権を得た人間だとは思うが、今我々はイカだ。
限られた時間の中で彼らの世界観を楽しむとしよう。
2017/7/6 天気:絶対曇ってた
今、私はパソコンの画面が切り替わるのを今か今かと待っている。
イカ研究所が新たな研究報告をするとのことだった。これまでの情報を振り返りつつ、新たに公開された情報を記しておこう。
流行に敏感なイカたちの移り変わりは早い。我々の知らぬ間にイカたちは新たな拠点を開拓していた。
既に公開されていた情報ではあったが、より詳しく知ることが出来ると思うと喜びで鼓動が早くなる。流行の最先端は今、ハイカラシティから二駅ほど先のハイカラスクエアにあるらしい。
イカ研究所によると少し先取りしてその世界に潜入出来るとのことだったので、訪れたヒトも多いであろう。ハイカラシティでお馴染みのメンバーもこちらに活動の拠点を移していた。
さらに、ハイカラスクエアにはシオカラーズの恐らく後輩にあたるであろうアイドルグループ、テンタクルズがいたのだ。
・・・?シオカラーズはどこへ?
神妙な面持ちでこちらを見ているのはなんとあのホタルだった。アオリがいないらしい。オオデンチナマズなんかより何百倍も深刻な事態だ。
入手ルートは不明だがイカ研究所によるシオカラーズの動向は、細かくネット上に投稿されていた。さらに、このタイミングは偶然なのかまたタコとの関係がよろしくないらしい。
まさかまたタコが・・・?いや、テンタクルズのイイダの存在そのものがタコとの和解を示しているのではないのか?
タコとは?イイダとは?アオリは?謎は深まるばかりだ。話は変わるが、ハイカラスクエアには怪しげなバイトの募集が出ているらしい。4人で協力してイクラを集めるそうだ。
それなりの報酬も見込めるらしいがどうにも怪しい。
だいたいあんなのサーモンじゃない。バケモノだろう。報酬がよくて当然だ。イカ研究所の職員はどうやら今後1年はブキやステージの開発が続き、
2年はイカたちのフェスが続くと予想しているらしい。今後どのように流行が移っていくかは分からないようだが、しばらくの間はハイカラスクエアにお世話になることになりそうだ。
2017/7/19 天気:気分は台風
先日の前夜祭への参加はとても楽しかったが、忙しくとても日記を書いている暇はなかった。後々後悔しそうだ。
だが、そんなことはどうでもいい。
とうとう私の元にイカたちの世界へ行くことの出来るチケットが届いたらしい…。2年前のあの興奮をまた味わえると思うと興奮して気絶してしまいそうだ。
だが(二度目)私は今、とある星にいる。先週の1人宇宙旅行で運悪く隕石群に飲まれてしまったのだ。
運良く原住民が住んでいる辺りに落ちたため、彼らの協力も得つつ暮らしている。
彼らには何故か私の言葉が分かるらしい。理由は教えてもらえないが、かつてこの星に我々の仲間がいたのだろうか。
よく見ると私の世界でよく見掛ける物もある。あれは・・・笛か?大きいな。ここはヴィストラーダと言う所らしい。砂しかない。数ヶ月前の災害でこの辺り一帯のほとんどの街はなくなってしまったらしい。
彼らに助けてもらった恩もあるため、しばらくは彼らの目標を手助けしつつ、彼らからは私の帰宅手段を手助けしてもらうことにしよう。幸い自宅への連絡手段は宇宙船に残っているので、本当は私が一番先に乗り込みたいところだったが、イカたちの世界は息子たちに任せることにしよう…。
いや、彼らを上手く言いくるめて私の帰還を早めることにすればいいのではないだろうか。
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