任天堂のスマホゲーって結局どうなの?

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自社のゲーム機向けにソフトを作ってきた任天堂もスマートデバイス向けにゲームを発表するようになって数年が経ちました。

今回は自称任天堂ファンがこれまでに遊んできた任天堂+ポケモンのスマートデバイス向けゲームをサクッと紹介。

任天堂のスマートデバイス向けゲームって結局どうなの?というお題で思いを連ねていきたいと思います。

今回レビューするゲームはツール系アプリを除き、ゲーム性を持っているアプリのみに絞りました。

My Nintendoやポケモンホームなどが除外作品となります。歯磨き支援アプリポケモンスマイルもゲーム性は薄いので除外しました。ポケモンGOは説明不要と感じたので除外してます。

ポケとる

第1回目のリリースは2015年2月に3DSダウンロード専用ソフトとして登場。Android、iOSに対応したのは同年8月。今回紹介するソフトの中でもずば抜けて息の長いソフトです。

限られた手数の中で同じポケモンを揃えて技を繰り出し、立ちはだかるポケモンを倒してゲットしていくパズルゲーム。ポケモントローゼの雰囲気を保ちながらもゲーム性は全く異なります。

スタミナ制、ガチャ無しの基本無料の形態がとられているものの、毎日ちょこっとずつ遊ぶのであれば課金は全く必要の無い良心的な設計

メガシンカやタイプ相性、倒しても確実にゲットできるわけではない運要素などポケモンらしさも兼ね備えていて個人的には◎をあげたい作品

まだガチャに染まりきってない当時の業界の風土やマルチプラットフォームで3DSにも対応していたことから、若年層もターゲットにしていたと思います。そのせいか今振り返っても本当に良心的な設計だったと思いますよ。

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お勧め度:★★★★☆

Miitomo

2016年3月17日に配信が始まった任天堂1本目のスマートデバイス向けゲームアプリ。

Miiを使ったコミュニケーションアプリで、トモダチコレクションシリーズを踏襲したような雰囲気とSNSをかじったような内容になっています。

今でこそ、ツイッターなど次々情報がやってきては去って行く速報型、旬の早い情報が主のSNSが主流ですが、Miitomoは自身や相手のMiiが情報を届けてくれる性質上、発信から相手に伝わるまでにある程度の時差があります。

伝達する情報も「好きな食べ物は?」といった、急いで伝える必要のないちょっとした個人情報だったりするので、遅延型のコミュニケーションとしてゆるく楽しめるのが特徴でした。

既にサービスは終了していますが、1日5分程度覗くには最適なアプリだったかなと思います。
Miiを使用した画像作成も機能として備わっていて、各種サービスのアイコンに重宝していました。あの機能だけ切り出して再リリースしてくれないかなぁ。

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お勧め度:★★★☆☆

ポケモンコマスター

チェスのような立体物、フィギュアをターンごとに動かして相手陣地に自身のフィギュアをたどり着かせることができたら勝ちとなるテーブルゲーム。
チェス、将棋などと同様に知略をめぐらせることが重要となるゲームで、リアルなテーブルゲームと比較するとマップは小規模であるものの、スマホゲームとしては腰を据えて遊ぶじっくり型に分類してもいい程、考え込んでしまいます。

ポケモンのフィギュアを集める楽しさはコレクター魂を揺さぶられるけど、じっくりスマホと向き合って遊ぶゲームは欲していない私にとっては相性が悪く、リリース当初の数週間程度しか遊んでいません。UIも見にくいからなおさら起動が億劫になる。

2019年10月31日をもってサービスを終了しています。約4年サービスが続いたことになるので結構持った方なんじゃないかな?

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お勧め度:★★☆☆☆

スーパーマリオ ラン

あの横スクロール型のスーパーマリオシリーズがスマートデバイスに!と当時は話題になりました。

また、特徴的なのがランダム型アイテム提供方式、いわゆるガチャ方式ではなく、買い切りタイプであること。
買ってしまえばゲーム内の全ての要素が遊べてしまうんですね。

ゲームは自走するマリオをタップでジャンプさせゴールへ導く方式。似ているゲームはチャリ走とかかな?

いわゆる2Dマリオと呼ばれる安定した楽しさで、スマートデバイス向けに最適化したため操作性は異なるものの繰り返し遊べるアクションゲームとしては優秀

ただ、買い切りタイプであるが故に、定期的な話題提供などはなく、盛り上がりには欠けてしまい、他のスマートデバイス向けゲームに埋もれていってしまったように感じました。

ショートステージを次々クリアしていくリミックス10は歴代2DマリオのBGMをアレンジかつメドレーにしていてサクッと盛り上がれる良いモード。ぜひ遊んでもらいたいです。

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お勧め度:★★★☆☆

ファイアーエムブレム ヒーローズ

ターン制シミュレーションRPGとしても有名なファイアーエムブレムシリーズをスマートデバイス向けにアレンジしたゲーム。

マップはかなり小規模になっているものの、ジャンルは原作と同じ。自ターンにユニットを動かし敵を倒していくものになっています。

ほとんどのキャラクターはいわゆるガチャによる入手になっていて、任天堂ゲームの中でもスマホゲーの王道を突き進む運営形態になっていると感じます。美男美女キャラクターも多いシリーズなのでガチャとの相性も良いのでしょう。
ただ、最高レアリティ排出確率8%の限定ガチャや一定回数最高レアリティが引けなかった場合の救済、必要となるオーブの大量ばらまきなどもありガチャへの敷居はとても低いと感じます。

また、ファイアーエムブレムシリーズの作品の垣根を越えて集結するキャラクターたちが本ゲームの最大の魅力で、本来ならあり得ない組み合わせのキャラクター同士のやり取りが見られるのが強み。
最近では風花雪月の級長3人が5年後の姿で揃って協力する場面もあったりして、原作でやってくれよと思うことも。

ゲーム性も課金による力任せではなく、あえて限界突破しすぎない装備で行くと頭をフル回転させる必要が出てきて原作よりも詰将棋に近いものを感じました。

強キャラが登場するとそれに対するアンチ性能を持ったキャラが出てきたりと他のソシャゲー、カードゲームと似た環境になってしまうことはありますが、対人戦が存在しない本作においてそれほど気にする必要もないでしょう。(他人が組んだパーティをCPが操作、それに対して挑むモードはあるけど)

ファイアーエムブレムシリーズの歴史を感じる、入り口として触れるには最適な作品でまさにブランド活用の理想型と感じます。オススメ。

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お勧め度:★★★★★

はねろ!コイキング

コイキングを育成しての跳ねた高さを競うゲーム。

ポケモンシリーズでお馴染みのきのみやフエンせんべい、ガラルガレットなど各地方の名産品を食べさせ、特訓を重ね、レベルを上げていくことで徐々に跳ねに強いコイキングに仕上がっていきます。

エサを与えるためにはいわゆるスタミナに近いシステムが導入されており、一定時間内に制限無く育成するためには課金が必要になります。

逆に言うと課金せずゆっくり時間をかけることでも最大まで育成可能

跳ねる際、特に操作は必要なく、レベルに応じた高さまで跳ねてくれるのでゲームとしての攻略はほぼ不要。いかに効率良くコイキングのレベルを上げていくかがキモとなりますが、前述したとおりゆっくりでも必ずエンディングまではたどり着けるのでそんなに急ぐ必要もないんじゃないかな。

コイキングに焦点をあてていること、いけすを様々なグッズやポケモンで彩ることができることから、跳ねを競うよりもスマホでコイキング飼っている気分に浸れるゲームかと思います。

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お勧め度:★★★☆☆

どうぶつの森 ポケットキャンプ

あつ森が大繁盛しているお馴染みどうぶつの森シリーズのスマホ版。初代、+、e+…と本編の系譜を継ぐ作品ではなく、分類としてはハッピーホームデザイナーなどと同じく外伝的作品。

プレイヤーはキャンプの管理人となり、キャンプを飾り付け、様々などうぶつたちを勧誘しキャンプを盛り上げていきます。

本編同様現実と同じ時間が流れ、キャンプの風景も徐々に変わっていきます。本編ではお馴染みの季節イベントはスマホゲー特有の季節イベントに落とし込まれ、本編ほどではないものの季節感を味わえる仕組みは踏襲されています。

最大の魅力はキャンプの飾り付け。シリーズ経験者なら首がもげるほどうなずくと思いますが、家具の飾り付けはかなり凝ってしまう作業。イベントごとにアイテムが追加される仕様上、本編よりも家具の種類も豊富で、キャンプ場の近景、遠景も変更可能なので見た目をガラッと変えてしまうことも可能。(マイデザインはないけど…)

さらに、住民を呼び出してカメラモードで撮影。SNSで公開することでファン同士の交流も活発になっているのがこのポケ森の良さです。

要望としてはあつ森の勢いもあるので、もっとあつ森との連動要素を展開すべき。
課金形態もフォーチュンクッキーによる実質的ガチャ制度はあるものの、リーフチケットの運用目的がほぼカイゾーの作業時間短縮に使用されるもので比較的良好。ウルトラレアのしずえとかには絶対手を染めないでほしい…。

本編を求めて遊ぶと違うけど、ハッピーホームデザイナーのようなスピンオフ作品として遊ぶとちまちまと末永く遊べる良いゲームです。

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お勧め度:★★★★☆

ポケモンクエスト

四角い見た目のポケモンたちと一緒にステージをクリアしていくRPG。

コロコロとした特徴的な見た目とコミカルな動きからわちゃわちゃ探検RPGと公式では謳われています。

RPGとジャンル付けされてはいるものの、本編とは異なりJRPGのような近年流行のリアルタイムバトルスタイル。

各ポケモンごとに2つの技をセットして3体で1組のパーティとなり出撃。体力や攻撃力を強化するPストーンと呼ばれる装備やスマホゲーでもお馴染みオートモードなどもあり、見た目に反してRPGとしてしっかりと作り込まれたゲーム性を持っています。
(軽めのステージならオートモードでサクッと回せて気軽に遊べますよ)

また、その見た目を活かして拠点となるキャンプでは模様替えをすることができ、可愛く着飾ることも。

最終的にミュウツーにたどり着くことがこのゲームの目的で、スマホ、スイッチどちらでも遊ぶことができます。ポケモンとしては珍しいお手軽RPGとしてお勧め。

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お勧め度:★★★★☆

ドラガリアロスト

任天堂とCygamesがタッグを組んだアクションRPG。
タッグを組んだと言っても任天堂の色は薄い印象。

スマホゲームの割には濃いストーリー性、DAOKOを前面に押し出したBGM、ロックマンやFEなど豪華なコラボなどとても豪華な仕様で、今回取り上げるゲームの中でもゴージャスな体験ができるのがこのドラガリ。

戦闘もかなりアクティブでボス戦ともなると常に動き回る必要が出てくるので、アクション好きにはピッタリかもしれません。

リリース当初は厳しめのガチャ制度があまり良い印象ではなかったものの、後にステータス補正アイテム護符が排出対象から除かれ、さらにオート周回が連続使用できて利便性アップなどユーザの意見を取り入れて常に良くなっていく環境もあり、運営は非常に頑張っているように感じます。

悪い点としては、難易度が厳しめなマップの存在。ある程度の時間をかけないと見合った装備が揃いません。ゲームっぽいといえばゲームっぽいけど、時間コスト面ではスマホとの親和性はそれほど良いものではないなとも感じました。

挑戦的マップがそういった設定ならいいけど、ストーリーに絡んでくると先に進めなくなってしまってやる気削がれちゃうのが悲しいな。

何はともあれDAOKOかわいいし★5かな。

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お勧め度:★★★★★

ポケモンスクランブルSP

Wiiから続くポケモンスクランブルシリーズをスマートデバイス向けに落とし込んだゲーム。

スクランブル(ごちゃごちゃする)の名の通りデフォルメされたフィギュアのようなポケモンたちがわちゃわちゃと入り乱れて戦うアクションゲーム。ゆる~い無双シリーズと例えると分かりやすいかな?

原作との大きな違いは操作性。自由移動ではなくオート移動、タップで技を発動となっていました。原作は簡単操作で爽快なぶっ飛ばしを体感できる気軽なアクションゲームがウリだったのですが、移動までもがオートになったことで、プレイヤーが行うことは敵を見付けたらただただタップが主。スキルなども絡んでくることはあるものの、原作よりも単調になってしまった印象。

元々原作も単調だなと感じることはあったものの、それをカバーするだけのボリュームがあったので満足できていました。…が、それをさらに単調にしてかつスマホゲー特有のイベント、登場ポケモンの縛りもあり完全に原作からマイナスの方向へアレンジされてしまったように感じます。

2020年7月22日にサービスを終了しているので、約1年で終わってしまったことに。ポケモンというブランドを背負っていながらこの短命…やっぱりスマホに落とし込むシリーズではなかったのではないかなと思います。スイッチで出して!

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お勧め度:★★☆☆☆

ドクターマリオ ワールド

同じ色を揃えて消す落ちものパズルゲーム、ドクターマリオシリーズのスマートデバイス向けゲーム。

ドクマリワールドは落ちものではなく、“浮きもの”パズルゲームに。揃える数も4つから3つに減りました。いずれもスマートデバイス向けに調整した結果のゲームデザインの変更かと思います。

1人用モードは限られた手数で全てのウイルスを消すモードになりました。泡に包まれたウイルスや揃えたことによって壊れるブロックなど原作にはないギミックが搭載され、より考えるパズルゲームに近付いた印象です。難易度は全体的に高め。個人的には進めるごとに各ステージ初見でクリアできなくなっていきました…。

対人戦のモードもあり、こちらはとにかく消しまくって相手にお邪魔ギミックを送るなどルールは原作に近い印象。ドクターごとのスキルもあり、原作と違って相性関係が生まれていて良い差別化。

登場するドクターはマリオだけではなく、マリオシリーズに登場しているキャラからの選出。入手方法はガチャ。無課金であればガチャを引くことができるタイミングはあまりないけど、1人用モードであればキャラ性能に左右されることもあまりないので気にしなくていいはず。(アイテムも使えるし)

このゲームの目立つ要素は前述したガチャで排出されるドクターたち。ルイージ、ピーチ、クッパ…などのお馴染みマリオファミリーは分かるとして、リフトン、タワークリボーなど普段なら敵キャラとして登場するキャラの中でもマイナーなキャラを選出してくるのがなんとも渋い。
ドクマリワールドで初3Dモデルになりました!なんてキャラもこれから続々出てくるんじゃないかな。

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お勧め度:★★★★☆

ポケモンマスターズ

レッド、ワタル、シロナ、メイ等々の歴代ポケモンシリーズに登場するポケモントレーナーたちを一同に集結させたゲーム。

ゲームシステムは本編とは異なり、3対3のリアルタイムバトル形式。時間経過で増えるゲージを消費して技を放っていきます。次々と技を放てるわけではないので、本編同様相性を考えながらどの技を使用していくかがバトルの鍵。

一定回数技を使用すると特別演出の入るバディーズわざが使用でき、この技のアニメーションやテキストが原作からの引用だったり。

そして、最大の特徴がシリーズの垣根を越えたキャラが集うこと。ファイアーエムブレムヒーローズもそうですが、本来原作では出会わないけどシリーズを通してみると同じ世界観を過ごしてきたキャラたちが集まるのは、やはり定期的に話題提供ができるスマートデバイスゲームの強みなのかなと思います。

ジムリーダーやチャンピオン、歴代主人公、ライバル、モブを除いたユニークトレーナーたちが数多く登場しているので、ポケモンファンなら必ず好きだったあのトレーナーに会えるはず!

入手方法はガチャですが、ファイアーエムブレムヒーローズ、ドラガリ同様召喚に必要となるアイテムが比較的豊富に配布されるので良心的な設計。

ポケモン好きというよりはポケモントレーナー好きな層へ向けたゲームになっていますが、今までのポケモンゲームではなし得なかったオールスター性もあり、オススメ。

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お勧め度:★★★★☆

マリオカート ツアー

マリオカートがスマホで遊べる!発表当初はそんな期待感でワクワクしていたゲーム。

アクセルはオート、タップによってジャンプ/アイテム発動、スライドでハンドル…とスマートデバイス向けに調整された操作性は割と快適。入力インターフェースを考えるとアクセルオートも必然。

ただ、個人的にはゲーム性が未だに謎。順位を競うレースではなく、その最中のアクションによってもらえるスコアを競わせるゲームになっていて、1位になれば順位ボーナスとして大きなスコアをもらえるので順位も重要ではあるものの、どちらかというとジャンプアクションやミニターボ、コインの取得などによって稼げるスコアとそのコンボを途切れさせずにゴールを迎えることが重要。

タイムアタックに似た正確性や繰り返し遊んで攻略法を叩き込んでいくスタイルが向いているルールとなっているので、マリオカートのはちゃめちゃ運要素によってコンボが途切れてしまうことに矛盾を感じてしまう内容になっていると感じます。そのスコアもキャラによって倍率が異なるので、有利なキャラが引けなければスコアは必然的に低くなります。

フレンドと遊ぶマルチプレイはスコア気にする必要もないので純粋に楽しい。ルールがもっと細かく設定できると手軽に友達とマリオカートが遊べるいいゲームになりそうなんだけどな。

キャラクターやカートはほぼガチャによる入手。召喚に必要になるアイテムや召喚確率はドクターマリオ同様しょっぱく感じるので、マリオ系は任天堂なりの制限でもかけてる…のかな。

キャラの選出は○。着せ替え、モデル替えが目立つ時期もありましたが、原作には登場していないキャラも続々登場していてディクシーやボムキングの登場は嬉しいよね。バッタンキングとかドッスンが運転しても面白そう。マリパ8のバイクレース並のキャラ選を待ってます。

レース中は画面横持ちにも対応しているものの、レースが終わる度に持ち直しを要求されるのもどうにかしてほしい。マリオカートの看板を背負っていながらも中途半端に感じました。マリカ9まだ?

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お勧め度:★★★☆☆

Pokémon Café Mix

ポケとる…?とゲーム画面だけ見ると勘違いしてしまいそうな全く別物のパズルゲーム。

見た目はゲーム名の通りカフェをイメージしていて、実在するポケモンカフェとのコラボで本作に登場するメニューを再現して出していたりします。

ゲーム内容はタップ&スライドで画面内の同じポケモンをとにかく多く繋げて、課されたお題を突破するスタイル。物理演算によって各オブジェクトが動き回るので繋げつつゴリ押しで達成することもできてしまったり。(トマトを籠に入れるミッションとか)

ガチャはなく、課金体勢はスタミナ延長やアイテムの購入。毎日少しずつ遊ぶスタイルであれば課金が必要になることはほぼほぼないはず。

まだ登場したばかりで、追加要素と言えば新たなポケモンを店員にできることのみ。恐らくまだまだ続くゲームだと思うので、メニューの豊富さを活かしてポケモンカフェ、ポケモンセンターとのコラボを積極的に実施してほしいな。

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お勧め度:★★★★☆


まとめ

評価

あくまで個人的評価ですが、評価順に並べると以下の通り

★5
ファイアーエムブレム ヒーローズ
ドラガリアロスト

★4
ポケとる
どうぶつの森 ポケットキャンプ
ポケモンクエスト
ドクターマリオ ワールド
ポケモンマスターズ
Pokémon Café Mix

★3
Miitomo
スーパーマリオ ラン
はねろ!コイキング
マリオカート ツアー

★2
ポケモンコマスター
ポケモンスクランブルSP

要素別

スマートデバイス向けゲームの課金要素はキャラ/アイテム召喚(ガチャ)、スタミナ拡張、時間短縮、その他純粋なカスタマイズ要素が代表例だと思います。

そこで、主となる要素がどれに当てはまるのか仕分けてみました。選ぶ際の参考にしてみてください。

キャラ/アイテム召喚
  • ポケモンコマスター(サービス終了)
  • ファイアーエムブレムヒーローズ
  • ドラガリアロスト
  • ドクターマリオ ワールド
  • ポケモンマスターズ
  • マリオカートツアー
スタミナ拡張
  • ポケとる
  • ポケモンクエスト
  • Pokémon Café Mix
時間短縮
  • はねろ!コイキング
  • どうぶつの森 ポケットキャンプ
  • ポケモンスクランブルSP(サービス終了)
その他
  • Miitomo(サービス終了)
  • スーパーマリオラン

個人的に思ったこと

最後は個人的なボヤキです。

スマートデバイス向けゲームはそのほとんどが基本無料の運営形態になっていて、課金要素によって運営資金を賄っています。課金要素の中でも印象を左右するのはやはりガチャ。個人的にギャンブルにも近いガチャには大した魅力を感じていない人なのですが、無課金でも定期的にガチャが引ける設計になっているか否かだけでも印象は雲泥の差。

ガチャを取り入れているゲームは積極的に課金ができる年齢層の多いブランドが多い傾向にあります。
ポケモンは対象年齢の幅も広く例外。ゲーム性によっては大人向けになっていたりして、ポケモンマスターズが良い例。トレーナーに焦点をあてる辺りが子供時代にポケモン遊んだ層にウケるよね。

召喚に必要になるアイテム(ダイヤ然りオーブ然り)の無料配布はマリオ系が厳しめ。ヒーローズやドラガリの大盤振る舞いを見ているとマリオは渋っているように感じます。

マリオ系は原作をどうアレンジするか迷っているようにも見られ、ほぼ別なゲームとして落とし込んだドクターマリオはともかく、マリオカートはツアーというコンセプトさえも揺らぎつつあり、世界中を旅行している体感はほぼゼロ。ゲーム性も前述したように個人的には矛盾を感じました。
マリオ系はガチャに手を染めず、マリオランのように買い切りがブランドイメージとして理想と思いますが、スマートデバイスアプリ市場からすると買い切りは嫌われる傾向にあり、結局のところマリオは任天堂のプラットフォームで今まで通り親しみやすいマリオを展開してくれる方が個人的には嬉しいなと。

ポケモンのアプリ関連は任天堂の管理下にあるのかないのか分かりませんが、好き勝手してる印象。ポケモンGOが大成功している上に支持年齢層が圧倒的でもはや何しても受け入れられている状況。とはいえ、コマスターやスクランブルのようにあまり良い印象がないまま終わっていったものもありますが、あまり小難しくせずかつ原作があるシリーズの見極めをしっかりとすれば成功するんじゃないかな。コマスターは難しかったし、ポケスクはスマホに落とし込むべきではなかった。

その他のブランドは上手に対象年齢層を見ている運営形態になっていると感じました。それぞれの特徴を活かしつつ家庭用ゲームにも還元してほしいです。

任天堂の参入目的としては“任天堂IPに触れる機会を最大化する”ことだったと思うので、商業的にゲーム内容的に成功したかはどうあれ、原作に呼び込むことは成功してるんじゃないかなと感じます。

2020年6月に公開された株主総会の質疑応答に関する資料の最後の質問にはモバイルビジネスに関する質問があります。ポケ森からあつ森へのユーザの流れ、マリカツによるニンテンドーアカウントの作成機会増加など十分な成果もあるようです。この他にも恐らく、ファイアーエムブレム ヒーローズからそれぞれの原作に入った人はいるだろうし、ポケモンGOからサン・ムーン、剣盾へのユーザの流入も大きいでしょう。

現在のところ、任天堂のスマートデバイスへの今後の展開は不明。発表済みのものは全てリリースされているのでこれからどう動くのか気になります。

個人的にはスマブラのようなコラボ系がスマホで配信されたらハマっちゃうな!
以上
です

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