YouTubeで聴ける!お勧めドラガリ×DAOKO楽曲【ゲームミュージックお勧め紹介 Vol.56】

この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

ドラガリアロストがリリースされてから今年の9月で2年が経つ。
任天堂とCygamesがタッグを組んだiOS、Android向けのゲームアプリだ。

様々なスマホゲームがリリースされる中、任天堂運営のスマホゲームの中でも異色の存在だったためリリース当初から遊んでいる。

とはいえ、様々なスキルを駆使して高難易度のクエストを突破するゲームは得意ではなく、力こそ正義なプレイスタイルの私にとって、真・ドラゴンの試練以降はとてつもない難易度に感じてしまい挫折してしまった。

最近は週1回程度のプレイに落ち着いてしまい、たまにガチャを引いて気持ちいい難易度のクエストに挑む程度のいわゆる”エンジョイ勢“だ。

ドラガリことドラガリアロストには様々なBGMが収録されている。どのBGMも印象的でほぼボーカル付きだ。
邦楽にはあまり詳しくないのでリリース当初は誰が手掛けているのか分からなかったが、後の情報で”DAOKO“というアーティストであることが分かった。

「打ち上げ花火で米津玄師とコラボしたアーティストらしい…そういえば歌だけは聴いたことがある気がする…」当時の私にとってはそれくらいの認知度だった。

以下は、音楽ナタリーによるインタビューである。DAOKOも参加している。

インタビューでも語られているとおり、ゲーム内に落とし込むにあたって細かな調整や楽曲の一部抜粋などの編集は行われているが、改めて原曲を聴くと、明らかな切り取りは分かるとしても、音質の変化やキーを調整したといったことはなく原曲は損なわれていないと感じる。

今回はそんなドラガリ楽曲のお勧めをDAOKO公式YouTubeチャンネルから抜粋して紹介する。
公式YouTubeチャンネルからはドラガリ採用楽曲以外ももちろん聴くことができる。

DAOKO公式インスタグラムもあるのでぜひそちらもチェックしてほしい。

BANG!

みんな大好きガチャで使用されているBGM。
ズキュン!の掛け声とともに降ってくる召喚物は何度経験しても心臓に悪いし、召喚結果はだいたいそんなにポップじゃない。

召喚結果とは裏腹に楽曲自体はポップなものになっている。曲名が銃声の擬音であることや警察のような衣装のバックダンサーが参加しており、青い銃が曲中のキーアイテムになっている。

サビのテンポの良さが心地良い。

もしも僕らがGAMEの主役で

ゲーム中では一部を切り取って、かつボーカル無しのインストで採用されている。

曲名からも分かるとおりゲームを題材とした楽曲になっている。ミュージックビデオもゲーム風になっている。

ボーカル以外では曲自体がゲームを意識した作りになっていると感じる。間奏はゲーム中のマップセレクトでそのまま使用されており、親和性が高いことも分かる。

拝啓グッバイさようなら

本編ストーリー中で流れる楽曲。ストーリーを進めていれば恐らく聞き覚えがある楽曲だろう。

手紙の始まりの挨拶である”拝啓“と別れの言葉である”さようなら“を掛け合わせていて、歌詞には自分自身に対して語りかけている言葉が多い。

ささやくような前半のラップパートからサビの力強い歌声が魅力的な楽曲である。

Cinderella step

こちらもストーリー中で流れる楽曲。
公式チャンネルでは2019年に開催されたライブ内で披露された本楽曲も公開されている。ゲーム中とは楽器構成が大きく異なり、落ち着いたアレンジがされている。ゲーム中楽曲に聞き慣れている方には新鮮に感じるだろう。

全体を通してテンポも落ち着いており、他のDAOKO楽曲に比べると歌詞も聴き取りやすい。

透き通るような歌声と高音が続くサビが特徴だ。文面にするとどうしても言葉の印象は良くないが、高音部分の少し掠れた歌声も魅力の一つである。

DAOKO × ドラガリアロスト

ここまで抜粋して紹介してきたが、公式動画としてドラガリ内に使用されているDAOKO楽曲をまとめたトレーラーも公開されている。

各楽曲は試聴程度の長さだが、振り返るには十分なのでぜひこちらもチェックしてほしい。

おわりに

DAOKOだけでなく、最近の音楽アーティストにありがち…なのかは分からないが、ジャケットやグッズを自分自身で手掛けた絵で彩っていたり、音楽以外のアウトプットも実に豊富だ。各分野のアーティストは何故かそれ以外の分野に関してもセンスを発揮する。くどいようだが本当に本当に多才だ。

加えて世界観も独特でユニーク。歌詞も良い意味でつかみ所のないものが多い。いつそんなフレーズが降ってくるのか、素人には想像もつかない。特に前述したBANG!などもそうだ。「オスメス心中」ってなんだよ。

時々適当に形容詞と名詞を並べただけにみえる歌詞もあるが、それでも成立するクオリティになっているのが不思議な感覚で、聴けば聴くほど素人には未知の分野ように感じる。

ドラガリアロストはゲーム自体もお勧めしたいが、ぜひ楽曲にも耳を傾けてほしい。
そして、DAOKOの世界観に取り込まれてほしい。

CDは以下をお勧めする。

ただし、ドラガリとのコラボCDについてはShibuyaKなど一部楽曲がフルではなく、ゲーム同様トリミング状態で収録されているためDAOKO目的の場合は注意してほしい。

THANK YOU BLUEはドラガリとのコラボではなく、DAOKOのCDとして発売されているものである。ドラガリ起用楽曲も多数収録されている。

お気軽にコメントをどうぞ!