
みなさん EXCEL使ってますか?
事務処理ソフトの代名詞として長年世界中で愛用されているExcel(エクセル)。
「関数」と言われるあらかじめ用意された数式を利用することで、効率的に計算を実行してくれるのがExcelの便利なところですよね。
そんな「関数」ですが、皆さんは普段使っていてどのような関数を利用されているでしょうか?
今回の記事では、普段から仕事でExcelを頻繁に利用している私ぽけの独断と偏見を含んだExcelで好きな関数ランキングを3位から順にご紹介します!
ゲーブラ的好きなExcel関数ランキング
第3位「COUNTIFS(カウントイフエス)」

COUNTIFSとは、複数の条件を指定してデータを計算することができる関数。
仕事で集計作業をよく行う方は覚えておくと間違いなく便利な関数です!

例えば上記の場合、性別が”男”で好きなジャンルが”アクション”の人を集計すると結果は”2″になります。COUNTIFSなら複数の検索条件を指定して簡単にカウントできるので便利です!
Excelで頻繁に出てくるIF文シリーズですが、その中でも個人的にはCOUNTIFSが一番使用頻度が高いかも。
第2位「CONCAT(コンカット)」

CONCATとは、複数の文字列同士を結合して一つの文字列にするための関数。
Office2016以降に追加された割と新しい関数です。
くっつけたい文字列が離れてる時や、隣同士にある時に一つのセルにくっつけてくれる懐の深い優しさに包まれた関数なんです。
実はこのCONCATが生まれる前にはこんな長文の相方がいました。(今もいます)

似たような機能を持つ「CONCATENATE」になります。CONCATENATEだと”A1:D1″のような範囲指定ができないけど、今回ご紹介するCONCATならできちゃいます!
つまり上位互換というわけですね。

CONCATENATEと同様、上記のようにカンマで区切って結合することもできますよ。
この関数が役立つのは、例えば住所を入力する時に「〇〇県」「〇〇市」「〇〇町」がそれぞれ別のセルに入っているとします。これをCONCATで繋げば「〇〇県〇〇市〇〇町」という一つの住所にすることができます。
私はCONCATに幾度となく命を救われたことがあります…。とにかく色んな場面で使える関数なので、是非お役立てください!
第1位「SUBSTITUTE(サブスティチュート)」

SUBSTITUTEとは、文字列を他の文字列に置き換えることができる超絶アルティメット便利関数。
もはや魔法!こいつぁ病み付きですよ…

例えば上記のように、セルA2の”ゲームブラザーズ”という文字列を”ゲーブラ”に変えたい場合、“ゲー”の部分は共通する文字列ですよね?
なので、残りの”ムブラザーズ”の部分を検索文字列に、”ブラ”を置換文字列に指定してあげれば、無事 セルB2に”ゲーブラ”が表示されます。
置換といえばExcelの機能として検索と置換(Ctrl+H)もありますが、この機能を使うと該当する文字列はすべて置換文字列に変更されてしまいます。置き換え前の文字列をキープしておきたい時や、置き換えたい文字列が複数ある時に便利なのがSUBSTITUTEなんです。
置き換えたい文字列が複数ある時には、“=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(…))”のように多重(入れ子)にしましょう。
別の方法としてマクロで置換することもできます。詳しくは調べてみてね。
仕事で数百行にも及ぶような膨大なExcelファイルを扱う方は、是非このSUBSTITUTEを活用してみてほしいです。とんでもない工数を削減することができるはずです!
まとめ

ということで、SUBSTITUTEが堂々の1位となりました!!
ゲーブラ初のExcel記事はいかがでしたか?
ゲーブラなのにExcelの記事ってどういうつもりなのよ…?という方もいらっしゃるかもしれませんが、ゲーブラライターの大半はPCモニターにひたすら一日中向き合って仕事をしている人が多いのです。
そしてライター内で「Excelをもっと勉強して仕事に役立てたい」という声が耳に入ってきたので、今回このような記事を書いてみました。
誰にでも入りやすい間口の広さがExcelの魅力ですが、極めようとするとなかなかに奥が深いんですよね。。
今回の記事が好評でしたら、次回は「これを覚えておくと仕事の効率が上がるExcelのテクニック講座」なんて書けたらいいな〜と思っております。
以上!ゲーブラ的好きなExcel関数ランキングでした。
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