「カブはギャンブルだからやらない」と考えて、いまだにウリからカブを買ったことのない人、もしくは日曜午前を寝て過ごす人がいるかもしれません。
後者の場合はどうすることもできませんので、がんばって起きてください。
しかし、前者の人!!!カブ投資はギャンブルではありません!!!
この記事では、ギャンブルと投資の違い、投資のメリット、投資の基本原則について紹介していきたいと思います。
ギャンブルと投資の違い
ギャンブルは、お金の取引に関わる人の総資金を見たときにプラスにならないものを指します。
例えば、ゲームの参加者が参加費用としてお金を払い、そのゲームの勝者が賞金としてお金をもらう場合、参加者全体の総資金は変わりません。
これは、ゼロサムゲームと言います。
さらに、ゲームマスターが報酬として賞金の一部をもらう場合、ゲーム参加者の総資金は減ることになり、これはマイナスサムゲームと言います。
一方で投資は、投資家が出資したお金を使って会社が経済活動を通して総資金を増やします。
その増えた総資金を投資家に還元することで、投資家は利益を得るという仕組みになっています。
つまり、投資は全体の資金が増えているので、プラスサムゲームと言います。
プラスサムゲームであれば、適切な方法で投資をすることで、必ず利益を得られることがわかると思います。
ちなみに、投資でもギャンブルになりうるケースがあり、それは短期的な売買を繰り返す場合です。
前述の通り、投資は会社の経済活動を利用した仕組み、つまり会社の成長を見込んだものですので、中長期的な投資でないとゼロサムゲームになってしまうわけです。
投資をはじめた方がいい理由
投資をオススメする理由は、資産運用のためです。
皆さんも現金は所持枠を圧迫するので総資産のほとんどはATMに入れていると思います。
4月のアップデートでたぬきちが利息を引き下げたことは記憶に新しいと思いますが、バブル時代で普通預金の金利が高かった頃ならともかく、今は超低金利時代なので、ATMに預けているだけではお金は増えません。
頻繁に使うお金はATMに預けておく必要はありますが、長期間使うことのないお金は、ただATMに預けておくだけではなく、運用をしてお金を増やすべきです。
投資の基本原則
投資の基本はリスクを抑えることです。
ここでのリスクとは、「危険」ではなく「不確実性」という意味なので注意です。
例えば、10万ベル得られるかもしれないが5万ベル損するかもしれない投資は、安定して2万ベル得られる投資よりもリスクが高いということですね。
このように、安定してプラスになるようにリスクを抑えていくことが投資の原則です。
リスクを抑える具体的な方法の1例として、以下の3種類の分散投資がとても有効です。
- 銘柄分散
投資対象を1つの銘柄に集中させてしまうと、その銘柄の値動き次第ではマイナスになってしまう可能性は高まります。
異なる値動きをする銘柄をいくつか投資しておくことで、どれか1つが下がっても他で補うことができます。 - 地域分散
基本的な考えは銘柄分散と同じですが、こちらは地域による分散です。
国内投資だけでなく、国外に目を向けることで、投資対象の幅を広げ、リスクを軽減させていきます。 - 時間分散
同じタイミングで全額投資するのではなく、積立投資のように時間をかけて少しずつ投資していく方法です。
急激な値動きのタイミングで投資して損をしてしまうこともあると思いますが、定期的に購入することで、長期で見ると平均化されるので急激な価格変動リスクを抑えることができます。
まとめ
はい、ここまで読んでくれた読者の方はもう気づいてると思いますが、あつ森のカブは長期投資なんてできないし、そもそも会社が発行している株式じゃないし、カブの基本原則の分散もほとんど関係ないですね・・・。
結論:あつ森のカブ投資はギャンブルである
…はい、このまま終わると色々と怒られそうなので補足です。
あつ森のカブ投資でも、時間分散はできそうですね。
売るタイミングを一箇所に集中させないように、例えば、カブ価が110ベル以上になったときにその週のカブ購入数の3分の1を売る、などのルールを決めておき、それに沿って売っていけばカブ価変動リスクはかなり抑えられ、カブ取引でマイナスになるという事態はほぼ発生しなくなります。
あと、カブは他の島でも売れる上、島ごとに価格が異なるので、色々な人の島に行って売ることができるのであれば、ぜひ活用しましょう!
最後に、投資は最終的には個人の判断で行いましょう!
お気軽にコメントをどうぞ!