7月10日発売の「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」にメディア全体が注目しています。
1作目の発売からわずか1年でここまで急成長した理由を、筆者なりに考察してみました。
その① 「ゲームの完成度が高い」
レベルファイブのゲームはこれまで、「レイトン教授」「ファンタジーライフ」「ダンボール戦機」
「二ノ国」「タイムトラベラーズ」「ワンダーフリック」と気付かぬうちに数多く遊んできましたが、
一貫して言えるのは“遊びやすさに重きを置いている”ということです。
例えば「レイトン教授」だと、どうしても解けない謎にぶち当たってしまった時には
手持ちのひらめきコインを利用することで、ヒントを見ることが出来ました。
ひらめきコインも有限なので、本当に行き詰まった時のみ使う必要があったりなど、
ゲームとしてのバランスが絶妙なんですよね。どれだけエンディングまで残せるかを試したり。
また、スマートフォン向け「ワンダーフリック」においても、家庭用ゲーム機での体験に
どれだけ近づけるか果敢に挑んでる様子を随所に感じられます。それでいて複雑じゃないんです。
「妖怪ウォッチ」でも“遊びやすさ”に沢山の工夫が施されています。
サークルを回転させて、前衛・後衛を入れ替えながら戦うバトルパートは、
これまでに無かったタイプの半自動システムなので、一見すると取っ付きづらく感じました。
低学年がメインターゲットのゲームで、これは難しいんじゃないの?と遊ぶ前に抱いていた不安も
インターフェースの分かりやすさと、端的なんだけど漏れなく詰まったチュートリアルのおかげで、
サクッと覚えられました。シリーズ一作目で下画面のレイアウトがこれだけの完成度とは恐るべし。
RPGのバトルパートは、どうしてもレベル概念のせいで退屈な連打ゲーになる場合が多いですが、
「妖怪ウォッチ」ではタッチペンでぐるぐる円を描いたり、呪いを潰したり、マーカーをなぞったり、
子供から大人まで直感的に楽しめる要素を内包しています。
バトルパート以外に目を当ててみると、「妖怪ウォッチ」の魅力のひとつとして
“リアリティーのあるアクション”が挙げられます。
上の画像では、ケータとウィスパーが“赤信号なのに”横断歩道を渡っています。
交通ルールを守らないと、妖怪「なまはげ」との強制バトルに突入したりすることも!
また、家の玄関ではケータがさりげなく靴を脱ぐモーションまで用意されています。
家に入るために靴を脱ぐゲームがこれまであったでしょうか。これなら親御さんも安心です。
これまで数多くの普遍的な楽しさを追求してきたレベルファイブだからこそ出来た一作目が、
さらにスケールアップして描かれるということで、筆者も発送メールを待ちわびていますw
その② 「アニメが面白い」
テレビ東京系列にて、毎週金曜18時30分から放送中のアニメ「妖怪ウォッチ」。
クロスメディアプロジェクト第3弾としてゲームから始まり、今年の1月からアニメ放送が始まりました。
「イナズマイレブン」や「ダンボール戦機」では、主に小中学生の男の子がターゲットでしたが、
「妖怪ウォッチ」では、主なターゲットは小中学生の男女としながらも、
年齢層の問わない誰もが楽しめるアニメ作りをされています。
何かと「ドラえもん」と比較される事が多いですが、この辺は上手く差別化が図れていると思います。
ショートコーナーの「コマさん」なんかは、シリアスな描写を取り入れながら大人も楽しめる笑いが
随所に散りばめられていたりしますよね。この辺は「クレヨンしんちゃん」に近いんじゃないかな。
ウィスパーとジバニャンの掛け合いの中には、時折ゲスい話も含まれていたり、
子供より大人の方が楽しめそうなブラックユーモアも詰まっていたりします。
この辺りは、口で言うよりも実際に見てもらった方がいいかもしれません(^ω^)
その③ 「収集欲を刺激する妖怪メダル」
今や社会現象とも言える人気っぷりの「妖怪メダル」。
筆者自身はゲームとアニメのみ触れただけなので、メダルには一切かじってません。
1パック180円で発売中の「妖怪メダル」は、新弾が発売されるたびに全国各地の電気店などに
開店前から大行列が出来るほどの盛況ぶりとなっています。コレクター多すぎィ!
私自身も、幼い頃にベイブレードやデュエルマスターズを親にねだりまくりました。
トイザらスで駄々こねたこともあります。それぐらい、子供心を刺激するアイテムだったんですよね。。
なので、今子供たちだけでなく大人にもブレイクしている「妖怪メダル」の魅力は物凄く理解出来ます。
もし自分が今小学生だったとしたら、間違いなくメダル漬けの日々で、親に叱られてるでしょうねw
ゲーブラの読者様の中に、隠れ妖怪メダラーがいらっしゃいましたら、是非コメントください!
筆者なりに「妖怪ウォッチ」の魅力を、ざっくりとまとめてみました!
子供から大人まで虜にするジバニャンの可愛さや、ウィスパーのどす黒さまでは
残念ながら紹介出来ませんでしたが、「あぁ、こういうものなのか」という事が伝わっていれば幸いです。
迫る7月10日、日本全国で皆さんとゲラゲラポー出来るのを楽しみにしています。
長文となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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