
今回紹介するタイトルは、
iOS/Android「アナザーエデン 時空を超える猫」。
基本無料のゲームとしては異例の“シングルプレイ専用RPG”となっており、
シナリオ・演出は「クロノ・トリガー」「ゼノギアス」を手掛けた加藤正人さん、
メインテーマはゲーム音楽の巨匠 光田康典さんが携わっています。
2年という歳月をかけて完成した超大作スマホRPGを、
序盤の10章までプレイしましたので今回はひとことインプレッションしていきます!

古き良きスクウェアのRPGを遊んでいる気分!
これまでのスマホ向けRPGと言えば、手軽さを重視して
ワンタップで手軽に遊べる戦闘をウリにしたものがほとんどでした。
アナザーエデンもレスポンス良く遊べる手軽さはもちろんのこと、章を進める毎に
骨のある戦闘(ボス戦の程よい緊張感)も増えてきて、手に汗握るバトルが楽しめます。
戦闘は王道RPGのそれだし、貯まったAPを使ってアビリティを解放したり、
感覚的にはコンシューマー向けのRPGを遊んでいる時と同じです!
一度訪れた街にはマップショートカットですぐに戻ることが出来るんですが、
降り立つ場所がちょうど回復ポイントになっているので、イメージ的にはそらをとぶで
ポケモンセンター前まで移動して回復するのと同じ感じですね(笑)
マップ移動時のロードもストレスフリーで、イライラしないのもグッド!
もちろんスタミナ制も無いので5時間でも10時間でも続けてプレイ出来ますよ〜。

コンシューマーゲーム並みの作り込まれたサブクエスト
単におつかいクエストでは無く、練り込まれたエピソードと共に進行するので
やらされてる感がほとんど無いのは、時間を掛けて作られているのを肌で感じます。
例えば、有名な魔法使いだった母親に追い付く為に危険を顧みず
覚えたての魔法を使って果敢に敵に挑む男の子を助けるクエストなどなど。
クリア時の報酬であるクロノスの石欲しさにサブクエストをこなすというよりは
サブクエストのエピソード見たさで進めたくなります!

ソシャゲーの新たな可能性
これまでいわゆる基本無料形態のゲームでどハマりした事が無かったんですが、
シナリオやキャラ、戦闘が手堅く作られている&シングルプレイに特化した作りが
ここまで途端に面白くさせる理由になるとは思っても見ませんでした。
現状無課金で進めていて詰まる事も無く、程よい難易度で遊べているので
これから先もよっぽどの事が無ければ無課金で堪能しようと思っています。
…とは言え、一つのRPG作品としてのクオリティの高さに感動したので、
感謝の意を込めてきっと課金しそうな自分が目に浮かびます(笑)
昔ながらのRPGがやりたい全人類にオススメの1本でした。
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