【レビュー】中毒性抜群!異色な病院経営ゲーム「ツーポイントホスピタル:ジャンボエディション」

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全世界で300万本を突破している「ツーポイントホスピタル」が、ついに2021年7月29日に日本で発売されました。
コロナ禍で何かと注目されがちな医療機関に筆者自身が興味があったこともあり、早速スイッチ版を購入しました!

しばらく遊んでみたのですが、これは病みつきになる・・・!

正直言って、グラフィックの見た目やテキストの雰囲気からカジュアルっぽさが感じられたので、本格的な経営シムが好きな筆者としてはあまり期待していませんでした。
しかし、完全に舐めていましたね…。
実際に遊んでみると、経営ゲームとしてとてもよくできているし、非常に奥が深い。

今回は、そんな飲みやすいのに度数の高いアルコールのようなゲーム「ツーポイントホスピタル」の良かった点や気になった点などを書いていきます。

どんなゲーム?

プレイヤーが病院経営者になって、様々な患者を救いつつ施設を増やして病院を大きくしていく病院経営シミュレーションゲーム。
ジャンボエディションは、Steamで配信された無印版と6個ものDLCと追加要素がセットになってコンシューマ機(Switch/PS4)で発売されたお得なパッケージとなっている。

■ツーポイントホスピタル:ジャンボエディション
対応機種:Switch/PS4
発売日:2021年7月29日
公式サイト:https://two-point-hospital-jumboedition.sega.jp/


ココがイイネ!

  • 研究と治療のどちらを優先するか、葛藤から生まれる究極の中毒性
  • ユーモアたっぷりな明るい病院ゲーム
  • 豊富な種類のシナリオや詳細も見られる統計画面でやり込み要素もバッチリ!

研究と治療のどちらを優先するか、葛藤から生まれる究極の中毒性

病院に勤めているお医者さんは、患者側からみると診察や治療をしている姿しか見えませんが、もちろん日々研究をして自身の治療スキルや病院全体の医療水準を上げることも重要な仕事ですよね。
このゲームでも現実と同じように、治療以外にも適度に研究・研修を行って医者を育てていくことが重要になります。

ただ、治療と研究・研修の両方を行うと書きましたが、そう簡単には行かないんですよね…。
病院の収入源は基本的には患者の治療費しかありません。つまり、研究・研修をいくらやってもお金は入らないということ。
また、研究・研修中は患者を治療できないので、その分治療側が人手不足になってしまいます。

目先の利益だけを考えて研究・研修をおろそかにしていると、患者数や病気の種類が増えてくるにつれて、患者を捌ききれなくなったり、完治率が下がってきてしまうため、治療と研究をちょうどいい塩梅で行うことが重要となってきます。
どちらを優先すればいいかの判断はとても難しいのですが、これを考えているときがこのゲームの一番面白いところでもあります!

ユーモアたっぷりな明るい病院ゲーム

病院のゲームというとシリアスで暗い雰囲気になりそうですが、なんとこのゲーム、病気がすべて架空のもの。
例えば、寝グセ症候群、口臭トイレ症、自撮り貴族病など、名前で大体わかると思いますが、ふざけたヘンテコな名前の病気が多いんですよね。

中には白熱頭症や病みなべ症など、普通の人間がどうしたらこういう状態になるのか分からないような病気もあります。
治療法もツッコミどころが多く、例えば病みなべ症だと、巨大な磁石を使って頭に張り付いている鍋を強引に引き抜くことで治療します。

経営シミュレーションゲームはどうしてもシステムが複雑になりがちでとっつきにくいイメージを持たれてしまうことが多いのですが、このゲームはグラフィックや雰囲気でカジュアルさを出しているので、気軽に遊びやすいシミュレーションゲームになっていました。

豊富な種類のシナリオや詳細も見られる統計画面でやり込み要素もバッチリ!

このゲームが長く遊べる理由の1つとして、豊富な種類のシナリオがあるというのが挙げられますね。

他の経営ゲームのシナリオモードでよくあるのが、ステージの地形を少し変えただけのシナリオが何個か用意されて終わり、というパターン。
もちろん、ゲームシステム自体が面白ければこのパターンでもそれなりに長く遊べるのですが、それでもいつかは必ず飽きてきますよね。

しかし、このゲームはシナリオが変わると必ず新しい要素が追加されますし、ときには根本的に遊び方が変わってしまうこともあり、ステージが変わるたびに常に新鮮な気持ちで楽しむことができるのです。

例えば、医者や看護師を雇うときに、大人ではなく学生(研修医)しか雇えないシナリオがあります。
それまでのシナリオでは優秀なスキルをもった大人の医者を雇えば、その医者をあまり育てなくてもクリア可能だったのですが、このシナリオは雇う時点ではスキルを何も覚えていない研修医しか雇えないため、医者を育てていくことが必須となります。
医者を育てることの重要さを教えてくれるチュートリアルのようなシナリオですが、遊び方ががらっと変わるので、とても新鮮な気持ちで楽しむことができます。

また、こういう経営ゲームで外せない要素といえば統計情報やヒートマップなどの情報ビューですよね。
このゲームでももちろん実装されており、様々な視点で自分の経営している病院を分析することができるようになっています。

ココがあんまり…

  • 装飾品や設備を置いていく作業が面倒

装飾品や設備を置いていく作業が地味に面倒

新たなシナリオを始めると、基本的にはまた1から病院を作ることになるのですが、このとき施設や装飾品を配置していくことが少し作業的に感じられてしまうことがあります。
施設にもレベルがあり、このレベルが高い施設を作ろうとすると、装飾品を大量に置く必要があり、わりと時間が掛かってしまうのですよね。

もちろん、装飾品をどのように配置していくかという面白さもあるのですが、装飾品の最適な配置はだいたい決まっているので、ゲームが進むにつれて飽きてきて、作業に感じられてしまいます。

ただ、完全に1から作る必要もなく、一度作った施設はプリセットに登録できるので、この機能をうまく使えばそこまで大変ではありません。

総評

海外でも評判のいいゲームなので、ゲーム自体のクオリティに不安はなかったのですが、日本語へのローカライズやコンシューマ機(特に性能の低いスイッチ)への移植がどうなのかということが気になっていました。

結果としては、まったく問題なかったです!
日本語でもくすっと笑ってしまうようなユーモア溢れるテキストで書かれていますし、スイッチで遊んでいますが、最初のロードで少し時間がかかるだけで、それ以外は処理落ちすることもなく、とても快適に遊べています。

皆さんもぜひ、遊んでみてください!

   
ユウト33
この記事を書いた人

ゲームと映画が好き

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