こんばんは。ゲーブラのひえみずです。
「リングフィットアドベンチャー」が発売されてから1年半以上が経ちましたね。
コロナ禍による巣ごもり需要が続き、本作は大ヒット商品になりました。
その「リングフィット」よりも前に発売された、フィットネスのゲームがあります。
そう、「フィットボクシング」です。2018年12月10日発売でした。
筆者は「リングフィットアドベンチャー」を1年と3カ月くらい遊んで、2周目をようやくクリアしたのですが、さすがにマンネリを感じ、「フィットボクシング」に2カ月前に遊び始めました。
…え? 「フィットボクシング2」が出ているのになぜ無印から?と思われるかもしれません。
実は筆者はリングフィット購入よりだいぶ前にフィットボクシング無印を買っていたのに、未開封のまま積んでいたのです。情けない。
せっかくお家にあるならまずはフィットボクシング無印から遊んでみよう、ということでしばらく遊んでみた次第です。
で、ほとんどの人は今なら「フィットボクシング2」を買うと思うので、あまり需要はないような気がするのですが… せっかく遊んだのでレビューもしたいと思います。
とりあえず合計50000回殴ったのですが、ゲーム内の要素は(協力・対戦を除き)あらかた遊んだと思い、ここで区切りをつけました。
ではさっそくレビューをざっと書いていきたいと思います。
レビューまとめ
良かった点
- HD振動が心地よい!
- 有酸素運動がカジュアルにできる
- 腕の筋肉の強化に対して特効
微妙な点
- 一部のアクションの判定がとても不明瞭
- 筋トレ効果は薄め(体感)
- ゲーム自体のコンテンツ量が若干少なめ
それでは良かった点、微妙な点、それぞれ詳細を書いていきます。
「フィットボクシング」の良かった点
●HD振動が心地よい!
既存プレイヤーからは「そこ?」とツッコミが入りそうですが、
個人的に一番このゲームの良い所は、「殴った時の振動が気持ちいい」点だと思います。
ただバイブするだけではなく、なんかこう、軽いものを殴りつけたような感覚が…あるんですよね
(やってみないと分からない)
殴った時の効果音と相まって、「この感覚なら続けて遊びたい!」という気持ちにさせてくれます。
きっとWiiリモコンの振動ではこのような感覚にはならなかったんじゃないかなぁと思っています。
洋楽のリズムに合わせてパンチや回避を繰り出すのですが、リズムに合わせて体を動かすのは存外に楽しいものですよ。
欲を言えばリングフィットのようにゲーム音楽に合わせてパンチしたかった。
でも流石に本作ゲーム要素の中心ということもあり、リングフィットのリズムゲーよりは楽しいです。
●有酸素運動がカジュアルにできる
フィットボクシングは、常に程よくパンチを出すようなゲームなので、息切れはせずに、でも程よい運動を行うことができます。つまり、有酸素運動ができるのです。
息切れを起こすまでのレベルではないという事で、ちょっとは負荷を感じますが慣れれば初心者でも気軽に遊べる内容になっており、フィットネスゲームの中では結構カジュアルに遊べる部類なのではないかと思います。運動負荷を選択することもできます。
初日から1週間は軽めの内容で、徐々に難易度が高くなっていく設定になっているようです。
ちなみにリングフィットアドベンチャーは運動負荷の設定次第ですが、適正な設定を行うとガチで息切れします。つらいです。無酸素運動ですね。
●腕の筋肉の強化に対して特効
一日に何度もパンチを繰り出すので、当然腕の筋肉には良い影響を与えます。
リングフィットアドベンチャーをそこそこ遊んだ筆者ですが、初回にフィットボクシングを行った後、二の腕付近が強い筋肉痛になりました。。
そして2カ月フィットボクシングを続けたのですが、以前はふにふにだった情けない二の腕が、しっかり固くなっているのを確認しています。腕に対して効果は確かにありますよ!
「フィットボクシング」の微妙な点
●一部のアクションの判定がとても不明瞭
フィットボクシングには、アッパー・フック・ブロック等、さまざまなボクシング関係のアクションが設定されています。
だいたいのアクションはお手本通りに動けばちゃんと良判定が出るのですが、「前ステップ」だけ、いくらちゃんと動いても正確に反応しません。
あまりにも全然反応してくれないのでネットで調べてみたところ、同じことで悩んでいる人が多いようです。
それでもなんとかステップを行った判定を受けるためには、ひたすらステップ時に上下に腕を振ることで一応成功することもあるのですが、もはやステップとは言えない暗黒盆踊りになってしまいます。
「ちゃんと動いているのにゲームでは失敗する判定が出る!」というのは予想以上に不快感があります笑 このアクションに関してはもうちょっと判定を緩くしてほしかったなぁという気持ちです。
そういえばリングフィットアドベンチャーはあまりこうした現象が無かった気がします。さすが。
●筋トレ効果は薄め(体感)
リングフィットアドベンチャーよりは負荷が少なく、カジュアルに遊べる本作ですが、裏を返すと筋肉を鍛えるための運動(≒無酸素運動)ができないということになります。
これは体感の話になってしまうのですが… 2か月間のフィットボクシング後、腕の筋肉は強化されましたが、それ以外の筋肉は若干弱体化した気がしております。
今週、久々にリングフィットを遊んだのですが、腹筋と、ももが筋肉痛になりショックをうけております。フィットボクシングはあまり腹筋と脚の筋肉は使わないんですよね。その分、どうしても筋トレとしての効果は薄くなってしまうところがあると思います。
●ゲーム自体のコンテンツ量が若干少なめ
これは表題の通りです。フィットボクシングのコンテンツは、フィット中に流れる洋楽の種類、ボクシングのパンチのパターンの種類にバリエーションがあります。日を追うごとにちょっとずつ解放がされるのですが、だいたい40日分くらい遊ぶと、そのパターンは全開放されてしまいます。
それ以降ゲームを遊んでも同じ内容が続くので、長期的に遊ぶモチベーションを保つには結構根気がいのではないかと思います。
リングフィットアドベンチャーは、(ステージの使いまわしは正直多いけど)ちょっとずつ新要素を見せることで、1周分がかなり長くなっていますし(筆者は10カ月ほどかかりました)、一応ストーリーは3周分は用意されているようです。それと比べると、ちょっと少ないかな~という気持ちです。
まとめ
レビューを書いていると、どうしてもその前に遊んでいたリングフィットアドベンチャーと比べてしまいますね。
ただ、微妙な点をいくつか書いてしまいましたが、リングフィットアドベンチャー→無酸素運動中心、フィットボクシング→有酸素運動中心、とゲーム内容が住みわけされております。
また、フィットボクシングのほうがカジュアルな内容となっているので、運動系のゲームを最初に遊ぶとしたら、本作の方を先に遊んだほうが継続しやすいかもしれません。
あと、私はあまり重きを置いていないのでレビュー本編には書かなかったりしましたが、トレーナーに有名声優を多く起用しているのも人によってはプラスになるのではないでしょうか。
理想を言うと、両方遊ぶとおそらくかなり良い運動効果がありそうです。でも社会人はそんなに時間はないよネ・・・
ということで、いまさらフィットボクシング無印をレビューしてみました。
フィットボクシング2では、微妙な点がいくつか改善されていると思うので、「2」も今後遊んでみたいと思います!
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