先日、ゲームミュージックの方で「どうぶつの森」の音楽の方を取り上げましたが、新作 「とびだせ どうぶつの森」も発売されますし、せっかくなのでシリーズを振り返ってみたいと思います。
周りでの森ユーザーが少ないので、世間的にも恐らく森ユーザーさんの周りにはどう森大好き!って方は少ないのではないでしょうか?
少しでも魅力を伝えたい!と思いますのでよろしくお願いします。と、同時に過去作未プレイの方はそれぞれの違いも知っていただければなぁと。
どうぶつの森って?
「個性的などうぶつたちが暮らす村で、アイテムを集めたり季節行事への参加など、気ままな生活を送りながら、プレイヤーどうしのコミュニケーションを図っていく…というのが狙いのゲームです!」と、ひとことで言ってしまいたいのはやまやまなのですが、それだけでは語りつくせない魅力にあふれたゲームなのです!!
ゲームのなかは現実世界の時間とおなじように時間が流れていて、村には四季、朝・昼・晩、祝日や土日があり、それぞれの季節や時間帯によって発生するイベントが変化します。けれどシナリオやエンディングやクリアー目的というものが存在しないので、プレーする人それぞれが好きに村の生活を楽しめるという、まったく新しいタイプのゲームなのです。
「どうぶつの森」公式ホームページより引用
64版の説明ですが、この内容はシリーズではずーっと貫き通されていて、どの作品をプレイしても説明文のような内容になっています。
最大の特徴としては、クリア、エンディングがないこと。なので、ゲームは好きなんだけど苦手なんだ・・・って人にはすごく合うと思います!
また、やり方によってはとことんやり込めますし、季節ごとにイベントが発生したりすることから
購入後最低1年は遊べます。
・・・と、全部説明すると長くなってしまうので、概要としてはこれくらいでw
どうぶつの森(ニンテンドウ64)2001年4月14日発売
どうぶつの森 (2001/04/14) NINTENDO 64 |
シリーズ第1作目。64で発売されました。
シリーズの土台がこの作品で完成。家具などの種類も当時から豊富で、中にはファミコンという家具もあり、実際に遊ぶことも出来ました。
お花見、バレンタインデーなど年中行事を楽しんだり、土曜の夜はとたけけのライブを聴きに行ったり、毎日たぬきちのお店を覗いてお気に入りの家具を探したり・・・など自由度は結構高く、ほのぼのした雰囲気の中でゆったり遊びたい人には長~く遊べると思います。
「ひとり より ふたり ふたり より よにん よにん より たくさん」
というキャッチコピーがパッケージにも書いてあり、ゲームをコミュニケーションツールとして使うことが出来るのが最大の魅力。
突然、借金を負わされることになりますが、それもシリーズ定番。最初は戸惑うかもしれませんが、村に慣れると思ってアルバイトの方も頑張っちゃってください。
どうぶつの森+(ニンテンドーゲームキューブ)2001年12月14日発売
どうぶつの森+ (2001/12/14) |
シリーズ2作目で、グラフィックなどが少し変更されました。追加点としては、ドット絵で好きな絵が描けそれを服などにすることが出来る「仕立て屋」、虫や魚などを飾ることが出来る「博物館」が新たに登場。
GCになったことによって、ゲームボーイアドバンスと通信することも可能になりました。
その名の通り、色々+(プラス)されています。
どうぶつの森e+ (ニンテンドーゲームキューブ)2003年6月27日発売
どうぶつの森 e+ (2003/06/27) NINTENDO GAMECUBE |
こちらはちょっと変わった作品で、シリーズ第3作目となります。
海外向けに改良された「どうぶつの森+」に更に追加要素を加え、それを日本で発売したものになります。
なので、日本ならではの行事の一部が消えてしまい、その代わり海外独自のイベントが収録されています。
また、村のところどころ表示も英語になっていて、過去作とは違った雰囲気が楽しめます。ただ、もちろん日本語には対応していて普通に遊ぶことが出来ます。
ひらがなオンリーではなく漢字表示に変える、写真を撮るなどの要素もこの作品からの追加になっています。
名前からの想像通り、カードeリーダー+の遊びも色々増えましたw
ちなみに、僕が初めてやったどうぶつの森はこの作品になります。なので、英語表記が普通だと思ってたんですよねぇ・・・ゲームだと英語表記なものも多いですし。
おいでよ どうぶつの森(ニンテンドーDS)2005年11月23日発売
おいでよ どうぶつの森 (2005/11/23) Nintendo DS |
シリーズ初の携帯機となりました。ただ、その分容量等の制限などもあり、季節イベントは大幅に削除されていますが、ホメる日やうたの日などシリーズ初となるちょっと変わったイベントも追加れています。
新要素としては、今までは主人公の装備品としては服や持ち物(スコップ等)だけでしたが、アクセサリー類も追加。新たに帽子や、メガネ、さらにはツタンカーメンのかぶりものなど変わったものまで身に着けることが出来るようになりました。
また、携帯機なのでこれまでよりも通信が快適に。1つの村に最大4人まで集まることが出来ました。Wi-Fi通信にも対応して、遠く離れた友達とも村の行き来が可能になり、その他すれ違い通信にも対応したり・・・など、どうぶつの森の醍醐味でもあるイベントの削除は大きかったものの、通信面で大幅な進化を遂げており、携帯機としての特徴をうまく活かしたソフトになっていました。
余談ですが、この作品は大ヒットして、多くのユーザーをどうぶつの森に呼び込みました。
漫画化、映画化などもされこの作品で名が知れ渡ったかなと個人的には思います。
街へいこうよ どうぶつの森(Wii)2008年11月20日発売
街へいこうよ どうぶつの森 (「Wii スピーク」同梱) (2008/11/20) Nintendo Wii |
前作、おいでよどうぶつの森をベースに今度は「街」を追加。今まで村に訪ねてくる形で登場していた「つねきち」や「ハッケミィ」などが街に出店していて、常に遊びに行くことが出来るようになっています。風船などを配りに街にくる「パロンチーノ」、靴磨きの「シャンク」など特別な動物も増えました。
季節イベントも一部復活し、新イベントも追加。任天堂からの家具の配信もあり、DS版よりはもちろん進化していました。
が、個人的に言わせてもらうと、目新しい点が街以外になく、その街も街という規模ではないところに少しガッカリした作品でもありました。あまり売れなかったため値崩れもひどく、シリーズの中ではいまいちパッとしなかった印象。
あまり普及しませんでしたが、Wiiスピーク対応ソフトであり、ボイスチャットをしながら通信することも出来ました。さらに、キーボードにも対応していてチャットがより快適に!離れた友達との通信ではよりコミュニケーションがとりやすくなったと思います。
とびだせ どうぶつの森(3DS)2012年11月8日発売予定
とびだせ どうぶつの森 (2012/11/08) Nintendo 3DS |
シリーズ最新作となります。現時点で判明している追加点だけでもここに書ききれないほど多く、シリーズの集大成的な作品となっています。
まだ発売されていないため、判明してない点もまだまだあると思われます。
詳しくは公式ホームページをどうぞ!
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