
不定期におすすめのシミュレーションゲームを紹介していくコーナー、第2回目です!
今回紹介するのは「Cities: Skylines」という都市開発シミュレーションゲームです。
都市開発の金字塔と言えばシムシティがありますが、このゲームは本家シムシティを超えると評される程、高いクオリティの都市開発ゲームとなっています。
それでは、Cities: Skylinesのハマるポイントを紹介していきます。
■交通、財政、健康、学力、労働など、現実の都市開発に必要なすべての要素を凝縮
本作は都市開発をテーマとしていますが、単に都市を作るといっても、様々な課題に直面します。
人口増加による交通渋滞や騒音対策、健康管理、治安管理、災害対策など、現実世界にも存在する様々な要素が複雑に絡み合っており、それらを1つ1つ解決していきながら都市を大きくしていきます。
例えば、交通渋滞が発生していたらどのように解決すればいいのでしょうか。
迂回路(バイパス)を作る、公共交通機関を充実させる、信号を減らすため交差点をラウンドアバウトにするという方法が考えられますね。
これらは現実世界でも行われている方法です。
このように、ゲームを通じて現実世界の都市の仕組みを学ぶことができるのも、都市開発ゲームの魅力かもしれません。
■MODによりゲームがパワーアップ!

本作で注目すべきポイントとして、公式にMODをサポートしている点が挙げられます。
MODとはユーザーが製作した追加データのことで、新しい建物や交通システム、ゲームバランス、GUIなど、様々な種類のデータがあるので、自分好みにゲームを改造することができます。
本作ではMODをワンボタンで追加できるようになっており、MODコミュニティーも盛んなので様々なMODを簡単に追加できるのが魅力です!
■シムシティ2013の問題点をすべて解決
このゲームはシムシティのフォロワータイトルということで、都市開発ゲームで不動の地位を築いたシムシティとなにかと比較されます。
特に、シムシティの最新作であるシムシティ2013とは発売時期も近いということでよく比べられますが、今作はシムシティ2013を超えた、という声をよく聞きます。
なぜ本家シムシティを超えることができたのか?
まず、2つのタイトルを比べると、ゲームの方向性が多少異なります。
シムシティ2013はまったく新しい人や車の流れのシミュレーションを作り、さらにマルチプレイ可能な都市開発ゲームとしてオンライン要素も取り入れました。
逆に本作では、新しいシステムを入れるよりも、今まで面白かった部分を磨き上げる正統進化の路線を選択しました。
その結果どうなったかというと、シムシティ2013は新しい要素を盛り上げることができなかったばかりか、その新要素が足枷となってしまい、従来の面白い要素まで殺してしまいました。
(もちろんシムシティ2013にも面白い要素はありますので、そのうち紹介したいと思います。)
反対に、本作は王道路線を貫いて見事シムシティシリーズの面白さを引き継いだ完全なフォロワータイトルとなりました。
特に本作がシムシティ2013より面白いと言われる理由として挙げられるのが、マップの広さとMODの対応だと思います。
また、DLCによって常に進化している点も見逃せません。今後もしばらくDLCの追加は続いていくと思うので、まだまだ楽しめるゲームだと思います。
コラム第1回 中毒性の高いシミュレーションゲーム紹介!『A列車で行こう3DS』
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