2018年3月の任天堂ソフト「カービィスタアラ、名探偵ピカチュウ」

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今月の任天堂ソフト

今月はニンテンドーダイレクトがありました。
既存ソフトの移植、リメイク等が目立ちますが、メイドインワリオといった久々に新作が登場したソフトもあり素直に嬉しいです。

最後のスマブラはイカちゃんの目にスマブラのシンボルマークが映った瞬間に全世界がざわついたはず・・・!

さて、今月は据置機での正統派カービィはWii以来となる久々の新作カービィと
3DSでダウンロード販売されていた名探偵ピカチュウの完全版が登場。

カービィはともかく名探偵ピカチュウはポケモンとしては異色のジャンルなので、なかなか手の伸びないポケモンファンも多いでしょうけど、アドベンチャーとしては優しい作りになっているので推理が苦手な人にもお勧め。

で、今月は取り上げませんが、ゼルダ無双のスイッチ版も発売されました。
WiiU版から明らかにフレームレートが上がっていて、ハードの進化による処理能力の向上または技術的な工夫からか同時に出現するザコ敵の数も増えたように思います。
一部、ゲームシステムも改善されたようでWiiUはひたすら時間がかかったものですが、それらが一気に遊びやすくなっているようでした。

~今月のお品書き~ 
  • 3月16日発売 星のカービィ スターアライズ(Switch)
  • 3月23日発売 名探偵ピカチュウ(3DS)


星のカービィ スターアライズ

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機会があるたびに書いてはきましたが、据置機で遊べる2Dの星のカービィはなんと星のカービィWii以来。
7年ぶりと言うことになります。WiiUではタッチ!カービィが発売されたのみ。

今作はシリーズ初のHDグラフィック!
カービィ独特の鮮やかな世界観が質感もハッキリとした見た目で楽しめます。

また、スーパーデラックスでお馴染みだった敵キャラを仲間にして共に戦えるヘルパー要素もフレンズとして復活。なんと最大3体を連れて歩くことが出来ます。

そんなカービィ集大成ともいえる本作ですが、発売前の盛り上がりとは真逆で全体的に単調だった印象に感じました。
というのも、ボリュームが少なめ。遊び方にもよりますがだいたいのカービィシリーズは、5~7時間もあればストーリー自体は終わってしまうボリュームでしたが、今回はフレンズ要素もあってか難易度も易しめで、より短く感じました。

フレンズによってプレイヤーが4人いることと同等のパワーになるわけですから、難易度として易しく感じるのも当然の結果。
その一方で、これまでも4人で遊べる要素はありましたが、キャラクターにはメタナイト、デデデ、バンダナワドルディの3キャラのみだったため、それに縛られず様々なキャラクターを使用して4人で遊べる利点は大きいです。盛り上がる。

カービィとしてはこれまでのシリーズ同様安定して「面白い!楽しい!」とは感じたのですが、やはりイマイチ押しが弱かった印象。悪く言えばマンネリ・・・?

シリーズ初のHDグラフィック、ドリームフレンズによるシリーズの垣根を越えたキャラの共演などなど注目するべき点はたくさんあるのですが、コレ・・・次回作はどうするのだろう?(ストーリーじゃなくてゲームとして)
と感じたカービィでした。

フレンズを推していますし、今作はみんなで遊ぶと評価がガラッと変わるかも。
(まだみんなでは遊んでません)

余談ですが、HD振動ってここまで出来るんだ?!と言った感動要素もあったのでぜひ最後まで遊んでみてください。


名探偵ピカチュウ

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2016年に一度「名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生~」というタイトルで3DSのダウンロードソフトとして配信されました。
そんな前作は明らかに続編を示唆する終わり方で遊んだ人は皆口を揃えて「続編はまだか!」と首を長ーくして待っていました。

で、そんな中発売されたのがコレなんですね。~新コンビ誕生~のストーリー+その後も描いたいわゆる完全版
ゲーム開始の際は初めから遊ぶか前作の物語以降からはじめるか問われるのがありがたかったです。

なぜか頭のキレるピカチュウとそんなピカチュウの言っていることがなぜか分かるティムの2人が主人公となるストーリー。
ピカチュウというとあの大谷ボイスを思い浮かべると思いますが、こちらはそのサトシピカチュウとは別個体で大川ピカチュウ。めちゃくちゃ渋いです。

今作の魅力はポケモン初のアドベンチャーでもあるのですが、個人的に推したいのはポケモンたちの生活風景。

原作ゲーム内ではポケモンとの会話はほぼ無いに等しく、アニメでもニャースが訳すもしくはポケモン自体が人の言葉を話せるパターンがないとポケモンたちの感じていることを聞くことは不可能でした。
ポケモンたちが話すという意味ではポケモン本編でなければたくさんありますが。

それが今回はピカチュウを介してそこら中のポケモンと話が出来てしまう。しかも、内容が結構リアルで実はトレーナーへの愚痴をこぼしていたり、ポケモン同士の評判を聞くことが出来たり・・・

謎を解いていくことが目的なのですが、それ以外のところで話しかけまくったり時間をついつい使ってしまいます。
ピカチュウの表情、言動パターンもかなりの数があり、こちらも用がなくてもついつい話しかけてしまいます。

こういったポケモンたちの感情表現もそうですが、実際に人間と共に暮らしている、共生している姿を自然に描いたポケモン作品はあるようでそんなにはないので、ポケモン好きにこそぜひ遊んでもらいたいです。

肝心のゲームの方はそこそこ硬派な丁寧に作られたアドベンチャー。事件の内容も結構人間の黒いところを出していて、あまり低年齢層向けところもしばしば。(行政の職員が自分のプロジェクトのために住民を社会的に陥れようとするとかね)

謎解きに詰まってしまってもう投げた!と言うほど難しい難易度でもなく丁度いい難易度なのでアドベンチャー好きにもお勧めですよ。
個人的にWiiで発売されたアナザーコード二作目のアナザーコード:Rを思い出しました。

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イッキ
この記事を書いた人

任天堂が好きな人。カスタマーサービスの人と呼ばれることもあるらしい。

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