2017年11月の任天堂ソフト「ガルモ4、ポケモンUSM、ポケ森」

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今月の任天堂ソフト

 

濃い。
今年の任天堂は本当にファンを困らせるのが得意なようで。

さて、今月はネットでもそこそこ騒がれているとおり盛りだくさん。
夏辺りもヒーヒー言ってましたが、冬に比べるとそんなの軽い軽いと思ってしまう膨大さ。

一応、個人的に興味ある範囲でおさらいしておきます。
が、量が多すぎてうるさそうなので意図的に読みにくくしてます。

マリオオデッセイから1週間後、11月2日ガールズモード4が発売。蛍の中の人がリアルなニコニコの歌い手でこれはまさに”文明開化の音がする♪”
楽曲はavexとのタッグで、これは♯FE以来。シナリオもかなり力入っててシリーズ一のボリュームと完成度!食わず嫌いせずに遊んでほしい。
その1週間後、11月10日にはスニッパーズの大型アップデートがありました。追加ステージです。同時にゼルダ英傑amiiboが発売。神獣アイテムの配布が始まりました。ちなみに、この週は星のカービィ25周年コンサートのDVD/ブルーレイの受注生産の予約が開始されました。ちゃんと買った?
翌週、11月12日にはシンフォニックゲーマーズが放送。注目はスーパードンキーコング2。楽曲演奏だけでも珍しいのですが、作曲者デビット・ワイズさんの紹介がされたのもかなり珍しい。しっとりとしたオーケストラなとげタルは良かった。
11月16日にはARMSとファイアーエムブレム無双のアップデートが配信開始。ARMSは新ファイターミサンゴが追加と割と重要なアプデでした。FE無双は新衣装や新闘技場と主に”稼ぎ”に使える要素が追加。シャロ…じゃなくてリアンの服剥ぎが言うほど剥がれてなくてがっかりした人も多かったらしい。
11月17日にはポケモンUSMが発売されました。終盤はちょこちょこ違っていたものの、割と知ってるアローラに驚いた人も多いでしょう。もっとガラッと変えてよ!
さらに翌週11月20日には突然、スマホ版どうぶつの森の配信日が公開されました。
翌日11月21日、ローソンとカービィのコラボが始まります。中身がトマトのせいで、ちょっとグロいカービィまんがタイムラインで溢れかえりました。また、同日ファイアーエムブレムヒーローズでは期間限定イベント戦禍の連戦がスタート。お馴染みの★5報酬として、英雄投票でランクインしていたヨシュアがもらえます。いつも通り暴れ狂う弓リンが大活躍。
その夕刻には全世界同時配信のためか、どう森がフライングで配信開始。住民に貢いではキャンプ場に連れ込む作業が始まりました。難しいことはなく時間をかければ簡単にランクが上がるいわゆる作業ゲー。今のままだとモチベ下がる日がいずれ来るので今後のアプデに期待。電気カチカチカチ…
11月23日にはARMSの新システム「パーティジャック」がスタート!スプラ2のフェスのように時たま期間限定で行われるようです。これがまた楽しいのなんの。15分おきにおとずれるボーナスタイムとそれに付随する特別ルールがハチャメチャでパーティに見合う内容でした。お金もすぐ貯まるし2週に1回ペースくらいでしてほしいなぁ。
11月24日はスプラ2大型アプデ!大量のギア追加やマリオデのようにフィルタがかけられるようになった撮影モード、ブキもそこそこ追加されました。今後はステージなども順次解禁されるみたい。我らがハコフグも帰ってくるみたい!
と、アプデが実施された直後の11月29日にはスプラ2のサントラが発売されます。同時に公式ツイッターでヒメ、イイダの中の人も公開されました。
11月30日はカービィバトルデラックスが発売。紹介映像観る限りだとボリュームも申し分なさそうだし、はちゃめちゃ感が楽しそうだし、早く遊びたい。今月分に含めるのは無理なので来月感想書きます。
で、翌日12月1日にはゼノブレイド2が発売です。CMがとても良い…。ホムラでシノビリフレ。

とまぁ、目にも体にも精神にも財布にも優しくない月でした。

任天堂にそんなに熱心でない一般ユーザーでもマリオ、ポケモン、スプラ2(アプデ)、どうぶつの森と有名タイトルでのアクションが1ヶ月以内に起こると大変だったんじゃないかな。

~今月のお品書き~ 
  • 11月2日発売 GIRLS MODE 4 スター☆スタイリスト(3DS)
  • 11月17日発売 ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン(3DS)
  • 11月22日配信 どうぶつの森 ポケットキャンプ(Android/iOS)
  • 11月30日発売 カービィ バトルデラックス(3DS) ←来月書きます


GIRLS MODE 4 スター☆スタイリスト

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DSから続くガールズモードシリーズの最新作。とうとう4作目まできました。

見た目は小学生低学年の女児向けゲーム感漂っていますが、大きなお友達でも遊べると密かに任天堂ファンの間では囁かれていました。

ガルモ4はシナリオが吉田玲子さん、楽曲がavexと気合いの入り方が3までとは大違い。
それだけ予算も豊富にもらえたのでしょう…。

最初に書いておくとシリーズの中でも抜群の完成度で、ここまで豪華になるシリーズだとは思ってなく、よくここまで成長したな・・・と思わず涙を流すほど。ぜひ買ってください。

・ガールズモード
ガールズモードは簡単に表すとプレイヤーがファッションアイテムを扱うショップの店長となり、やってくるお客さんの要望に合わせてコーディネートを提案するゲームです。

ガールズモードシリーズに共通しているのは主人公がお店を譲り受け、突然店長になるものの、類い稀なるファッションセンスを発揮する点。
前作ガルモ3は主人公の祖母から譲り受けたドールハウス、そのドールハウスの世界に住むノノという女の子と成長していく物語でした。

今作も軸は崩していませんが、前作までは主人公自身の成長も強く描かれていたように感じました。

・物語のキーとなる3人の歌手の原石
対して今作は、PVにも登場していたそれぞれ別の道から歌手を目指す桜野やよい青紫月子黄梨蛍の3人を全面バックアップする物語。

・とにかく明るくて必死に頑張る、現実世界の女の子に一番近いであろうやよい
・元々歌の才能があるけど、お嬢様な家系ゆえに自由に動けない月子
・ネットに踊ってみた・歌ってみた系動画UPしている蛍

主人公自身の成長と言うよりは、3人を成長させる側に立っているように感じました。
3人それぞれに目指す夢があり、その途中の悩み…成長過程をみせるのがとにかく上手。
中の人とキャラクターの境遇のシンクロ率も狙ったとしか思えないです。

・シリーズ初のボーカル曲
デビュー曲などストーリーの過程で彼女たちはそれぞれゲーム内のあるプロダクションからの依頼で曲を担当することになります。
ガルモ3でもボーカル曲にはチャレンジしていたのですが、ボカロのみでした。

それがなんと今回は実際に歌っちゃうという。しかも、曲がavexという何階級特進か分からないくらいの進化を遂げました。

♯FEは意図的に歌える声優を起用し、そのまま楽曲も担当させていましたが、ガルモは声優ではなく、アイドル、若手の歌手、ニコニコ歌い手を起用していて、これから成長していく3人の人物像にぴったり。

まだエンディング到達してないので、現時点でですが、蛍の歌うmariaの完成度が3DSの前で拍手したくなるくらい素晴らしい。
そして、蛍の中の人が現役のニコニコの歌い手だなんて、歌手の原石がネット上の歌ってみた系動画に本当に埋まってるんだぁと実感しました。
中の人、柊さんの声も素晴らしいし、サビのピアノの力強さも本当に良いとしか言い様がない。

・ゲーム性
最後に肝心なシステム面ですが、今までは注文を受けた後に在庫を確認したら
ガーリーなメガネ?いや、そんなの仕入れてなかった!」なんて場面が多々ありました。

それが今作では注文を受けた後でも、”仕入れてくるから待ってて“という選択肢が実装。
特にペナルティはなく日をまたいでも待っててくれるので、とにかくユルい!
唯一のペナルティと言えば、そのお客さんが次いつ来るか分からないところかな。

検索も自分でガーリーなスカート、と選べるのですが、注文内容から検索という一発検索も存在していてこれもまた便利。
ただ、当然失敗のしようがないのでゲームとしての難易度はガクッと下がります。

“え、ポップってこんな感じ?”と考えながらパズル的に選ぶのもまたガルモの醍醐味なので検索はお好みで。

私感ですが、判定もユルくなっていて、ブランドぐちゃぐちゃでもテイストが合っていればOKだし、何なら一点くらい全然テイスト違うの入れてもOKだったりします。

もちろん、判定にも幅があるのでダメなときはダメですが、ファッションには正解がないので、ゲーム側でも精一杯いろんな人の感性を受け入れる努力をしているように感じました。

さすがに、冬の遊園地に腹出しコーデ提案したら蹴られましたが。

・最後に
ガールズモード、DS版からここまで成長するとは思ってもおらず…
スマブラにミキペディアの生みの親、ミキのフィギュアやBGMが収録されたり、ガルモ3からナンバリング始めてみたり、考えてみれば裏で色々動かしてそうな気配もありました。

ストーリー、楽曲、キャラクターの魅力、ゲームの快適さ、圧倒的なアイテム数
これら全てが本当に上手く絡み合っていて、今年発売された任天堂タイトルの中でも上位に入る出来。

ガルモ4は全任天堂ファンや気になってたけど、手を出せずにいた人に自信を持ってお勧めする1本です!


ポケットモンスター ウルトラサン

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もはやここはキミの知っているアローラではない

そう、そんなフレーズで宣伝されていたウルトラサンムーン。そこまで言うんだからブラック2・ホワイト2並に変えてるんだろうなぁ、そもそも続編なのかマイチェンなのかハッキリしてないなぁ。
と、発売前から感じていたので、それがスカッと晴らされるだろうと思っていました。

で、先に結論から言うと目の前に広がっているのは そこそこ知ってるアローラでした。

物語上、前作にはいなかったウルトラ調査隊ネクロズマが絡んでくるだけで、地形や起こることほぼ全てが前作と同じ。
大きく変わったと言えば、エンディング後の外伝でもあるエピソードレインボーロケット団。
歴代ボス戦が拝めるのは個人的に楽しめました。ゲェーチス
歴代ボスのセリフが色々意味深で時系列考察勢が動くのでしょう…

これは果たしてわざわざ2バージョンで出す必要があったのか・・・?!

確かにウルトラビーストの追加や前作には野生として現れなかったポケモンの出現、悪役・伝説集結と目を引く要素はありましたが、打ち出し方が大きすぎてちょっと眠くなる内容だったかなぁ。

もう1つ、大きめの不満がありまして。
ロトム図鑑がやたら喋る。いや、マップ見たいんだよ!ってなっても喋ってる。
家帰ってアローラ探偵ラキの再放送でも観てろ!

一方でロトポンシステムは便利なので、あれくらいランダム制があった方がぶっ壊れなくていいし丁度なとは思います。

ただ、誤解しないでもらいたい点もあります。
サンムーンはとても面白かったです。色々とポケモンのアタリマエを壊してくれました。

アローラ地方にはポケモンリーグやジムがなく、変わりに4つの島を巡り、そこで待ち受けているキャプテンからの挑戦でもある“試練”を受けること。
最後は島の長でもあるしまキング/クイーンから大試練を受けること。
独自の文化や気候がもたらしたポケモンの見た目の変化、リージョンフォームの存在。
頭身が上がりより自由度が増したプレイヤーの見た目と移動方法。
などなど。

特にポケモンではない未知の生物”ウルトラビースト“の登場には驚きました。
ポケモンからは外れたデザインと名前になっていて、”ポケモンではない”という存在にある程度恐怖を感じたのも確かです。

そう、アローラは未知の出会いに溢れていて楽しかった!

今回あげた不満はサンムーンを遊んだプレイヤーだからこそ感じるだけで、ウルトラで初めてアローラ地方に足を踏み入れる人は新鮮に遊べると思います。

サンムーンをまた遊ばされた感が強かったのでそう感じてしまうんでしょうね、きっと…。


どうぶつの森 ポケットキャンプ

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ついにきたか!と思ってる人も多いでしょう。
発表からだいぶ経ってしばらく続報がなかったので、また延期かなと思ってました。

ゲーム内容としてはこれまでの任天堂スマホゲーとは違って、課金アイテムとなるリーフチケットで時間短縮などが出来る課金システムになっていて、しずえSSRとかそういうアレではありませんでした。

ゲーム内容はキャンプの管理人となり、住民たちの理想にあったキャンプ場を目指し運営していくというもの。
歴代シリーズに重ねると、主軸は本編、インテリア周りはハッピーホームデザイナーに近いように感じました。

どうぶつを呼ぶために彼ら好みの家具を探る→家具を作るために素材を集める→素材を集めるために動物たちの願いを叶える→願いを叶えるために釣ったり、捕ったり、拾ったりお使いする

この繰り返しで、素材の出現率、例えばマグロが激レア扱いだったり、とこの点がいわゆるガチャに相当しています。
と言っても、マグロ欲しいなんて言われることはなく、依頼は全て簡単に手に入る物ばかりなので、現状はこの確率システムで困ることはなく、スマホとしてはとても良心的な内容です。

システムもスマホになった割にはどうぶつの森をちゃんと保っていて、今のところおつかいの作業感とダルさ以外は気にならず、家具の配置も練られるし、プレイヤー自身のコーディネート、素材の売買もいつも通り出来るし気に入ってます。

今後はどうぶつの森の醍醐味でもある曜日イベント、季節イベントも追加されるでしょうし、アップデート次第で化けそうなゲームです。

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イッキ
この記事を書いた人

任天堂が好きな人。カスタマーサービスの人と呼ばれることもあるらしい。

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