【レビュー】SteamDeckを購入してみた

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みなさん、Steamのサマーセールは楽しんでいますか?

筆者もあまりの割引率に目がくらみ、色々なゲームの購入ボタンをぽちぽち押して、順調にライブラリにゲームを積み上げています。

そんな大量に発生した積みゲー消化のために、SteamDeckを購入してみました。

ちなみに、今回のサマーセールではSteamDeckもセール対象となっています。

筆者はすでにゲーム用PCやスイッチ、PS5を所持しているので、正直SteamDeckがないと遊べないゲームはありませんが、では一体なぜ購入したのかを書き綴っていきたいと思います。

少しでも購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。

SteamDeck購入の決め手

遊べる場所が増える

SteamDeckを買う動機としてはこれが一番大きいですね。

持ち運びできるゲーム機としてはニンテンドースイッチがありますが、スイッチも通勤中の電車内やソファ、ベッドで寝転びながら遊べるため、すき間時間も活用できて非常に助かっています。

SteamDeckではそれと同様に、様々な場所で遊べるようになるので、Steamの積みゲー消化に最適なハードだと思っています。

重さはスイッチよりは重いですが、両手で持って遊ぶ分にはそこまで重さを感じません

バッテリーの持ちはゲームによって大きく変わりますが、かなり重いゲームをそれなりの画質設定で遊んだとしても2時間以上は持つので、通勤時間で遊ぶ程度であれば余裕で持ちます。

遊ぶハードルが圧倒的に下がる

今まではSteamのゲームを遊ぶとなると、デスクトップPCの電源をつけて椅子に座って腰を据えて遊ぶ必要がありましたが、SteamDeckは寝転びながらでも遊べますし、スイッチと同様にスリープモードからの復帰も早いです。

大作ゲームはちゃんと腰を据えて遊ぶのも良いですが、比較的小規模なゲームを遊ぶ時は寝転びながら遊び始めたいですよね。

SteamOSが使いやすい

ゲーム機にとって使いやすいOSはゲームの遊びやすさに関わるのでかなり重要な要素ですが、その点SteamOSはかなり使いやすいものとなっています。

画面の明るさや音量、Wi-Fiなどの主要機能はもちろんですが、フレームレート制限や消費電力設定などを簡単に切り替えられたり、Steamの機能は左側にあるSteamボタンから簡単にアクセスできるようになっています。
Steamワークショップから、modも問題なく利用できるそうです。

やっぱりゲーム特化のOSだと、ゲームプレイの快適さが違いますね。

SteamDeckの懸念点と購入後の感想

値段がやや高い

一番安いものでも6万円近い値段で、スペックを考えると別にそこまで高いものではないのですが、携帯ゲーム機と考えるとちょっと高いですよね。
今はセールで安くなっていますが、それでも気軽に買える値段ではないと思います。

とはいえ、Steamのゲームは頻繁にセールが行われる上、割引率もかなり高いので、ゲームをよく購入する人だったら元が取れてしまう…かも。

遊べないゲームがある

独自OSを搭載しているためか、Steamの中でも遊ぶことができないゲームが存在します。

どのゲームが遊べるのかが分かるように、Steam上のすべてのゲームに対して、以下の4つのカテゴリで分かりやすく分類されています。

確認済み:快適に動作することをチェック済み
プレイ可能:一部手動での調整が必要な可能性があるが遊べる
非対応:SteamDeckでは動作しない
不明:互換性チェック未確認

実際にストアをみてみると分かるのですが、大体のゲームが確認済みorプレイ可能なので、ほぼすべてのゲームが遊べます

プレイ可能の手動調整が必要というのは、例えばデフォルトのキー割り当てでは操作できない操作がある、解像度がサポートされておらず文字が小さい、とかですね。
キー割り当ては公式やユーザーが作成したカスタマイズを簡単にダウンロードして適用できますし、文字もほとんどの場合問題ないですが、万が一小さすぎて見えない場合は拡大鏡の機能を使うことで見えるようになります。

絶対遊びたいゲームがあれば事前に調べたほうがいいと思いますが、大抵のゲームは遊べるので自分はそこまで大した問題ではありませんでした。

マウスを使用するゲームが遊びにくい

シミュレーションゲームが大好きで、ライブラリの半分以上がマウスを多用するゲームで満たされている筆者にとって深刻な問題が、電車内やベッドで寝転びながら遊ぶ時、マウスが使えないということ。

スイッチやPS5も基本的にはコントローラー操作なのでマウス操作はしませんが、それらで発売しているゲームの多くは、コントローラーで操作ができるように専用のUIが用意されていたりします。
しかし、Steamのゲームは必ずしもコントローラ操作に対応しているとは限りません。

ここで活きるのが、SteamDeckの左右についているトラックパッド
これがめちゃくちゃ優秀なのです。

さすがに実際のマウス操作と比較すると使いにくいのですが、スティックでカーソルを操作するよりは遥かに使いやすいです。
これのおかげで、マウス操作しか対応していないゲームもそれなりに遊ぶことができます。

他のゲーム機でもよくない?

ニンテンドースイッチ

スイッチもSteamDeckと同様に持ち運びできる便利なゲーム機で、Steamで人気のゲームは任天堂以外のゲームであれば、スイッチ向けにも配信されることが多いので、スイッチ版の発売を待つという人も多いのではないでしょうか。

とはいえ、スイッチでは流石にスペック不足なのか発売されないゲームも結構ありますし、発売されていたとしてもスイッチ向けに調整した影響で画質や快適さが損なわれているゲームもあったりします。

プレイステーション5

Wi-Fiがある場所であればスマホ等でリモートプレイも可能ですが、外出先だと安定した通信環境を常に確保するのは難しいですよね。

あと、PS系のゲームは結構Steamでも発売されるイメージがあります。
ファーストパーティ製タイトルでさえ、Steam版が発売されることも多いですからね。

ポータブルゲーミングPC

最近発売されたROG Allyをはじめ、持ち運びできるゲーミングPC製品は最近とても人気ですよね。

筆者も一応検討はしましたが、SteamDeckと比べると値段が高め。
その分スペックは高いのですが、筆者はゲーム用にデスクトップPCを持っているので、描画設定を上げてゲームを遊びたい場合はそちらで遊ぶため、そこまで性能を求める必要はないと考えました。

逆にゲーミングPCを持ってない場合は、今話題のROG Allyなどが1台あれば、モニターやキーボードなどを繋げれば普通にPCとして利用できてしまうので、そちらの方が便利かもしれないですね。

あとは、SteamDeckはSteam以外のPCゲームは遊びにくいので、その辺も注意が必要です。
(SteamDeckにWindowsを入れればSteam以外のPCゲームも遊ぶことができるそうですが、そうなるとSteamDeckのメリットが薄まってしまいますしね…)

おわりに

今回は、Steamのゲームを場所を問わずにとことん遊び尽くしたい人におすすめのゲーム機SteamDeckの購入動機と感想についてまとめてみました。

SteamDeckは現在セール中(2023年7月14日まで)で、512GBモデルだと20パーセントオフの割引価格で購入できるので、ぜひお得な期間中に買うことをおすすめします!

国内でも正規取扱店舗が増えているので、近くに取扱店舗があれば実際に触ってみるのもオススメです!

では、みなさんも良いサマーセールをお過ごしください。

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