永遠の音楽ド初心者が、DTMの最初の一歩を踏み出してみた

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かつてゲーブラではDTMブームが起きていました。

今も継続している人がいるかは分からないけど、私はちまちま勉強してて、聴くに堪えるところまではたどり着きました。
そこで、以前ひえみずさんが上げた記事と同様にDTMや音楽理論に使用した教材、機材をご紹介します。

はじめに

まずはじめに、ひえさんが取り組んだのは作曲ですが、私は耳コピです。自分で生み出してません。ごめんなさい。

世界には色々音楽が溢れていますが、私はとある曲を好きになるとヘビロテした後、動画サイトなどでファンによるアレンジを探し始めます。
この作業が途方もなくて、自分にハマるアレンジがなかなか見付からない。

自給自足できたらいいなぁなんて思ってましたが、行動に移すのは時間がかかるもので。
今回はその重い1歩を踏み出したのです。

音楽経歴

耳コピって聞くと「ハードル高いでしょ?」「どうせ、小さい頃から音楽の勉強してたんでしょ?」「本人のセンスがいいからでしょ?」と疑いがち。

私自身が音楽に精通しているかと言うと決してそんなことはなくて、ゲーム音楽は日頃から聴くけど、音楽知識は皆無。自分でまとめたスマブラのサントラを大音量で聴くくらいの民度です。要は音楽に関しては一般人です。
一時期バンブラで楽譜いじってたこともありますが、音楽知識がないのは当時も同じで、全部勘でした。勉強すればいいのにあえて時間がかかる勘に頼ってたので、それだけ暇だったんですね、学生時代。

つまり、「センス無いからって嘆くなら無いなりに努力しようね」って話なのかな。
センスはもちろん存在すると思いますが、膨大な前提知識があるからこその知識同士を結びつける力(すなわちセンス)であって、今あなたの目指している/尊敬している人が成し遂げていることは、その前提知識を詰め込むなどの努力の果てに成り立ってるモノです。

前提もなく能力を発揮するのは変態か天才のどちらかです。そういった人たちに凡人が追いつくのは無理です、諦めましょう!

教材

誰でもわかるコード進行・音楽理論講座

動画のコメントも絶賛の嵐ですが、本当に分かりやすい。初心者にはまずコレ!と定番化させたいシリーズ。

ずっしーの音楽教室

ずっしーさんという方が運営されているサイト。

このサイトのキャッチコピーは「耳コピからのアレンジができるようになった男の軌跡」だと私は受け取っています。

サイト自体も優良コンテンツが多いのですが、なんと書籍とアプリもあります。

特にアプリがお勧めで、耳コピに特化した内容。
音を聞いて音名を当てるゲームアプリで、これは…効果ある!

サボるとすぐ耳が衰えるので毎日1回は使いたい。

大合奏バンドブラザーズシリーズ

バンブラは作曲機能も備わっていて、コレで初めて楽譜に触れたゲーマーは多いはず。
任天堂ファンは任天堂が発売すればそれについて自然と覚えていく英才教育を受けていて、英語はえいご漬けから、運動はWii Fitから、そして、音楽はバンブラから学ぶんです。

…とちょっとバカにしましたが、実際バンブラはかなりの優良ツール。音色も多く、エフェクターもあり、ボカロまで備わっている!パンとかディレイとかアタックとかエフェクター用語も自然と身に付く。
慣れてしまえば、DTMなんか使わずにバンブラだけでやっていくこともできるくらい有能。

岡崎体育さんも作曲の入り口はバンブラだったらしいですよ。

機材

Cakewalk by BandLab

無料で使えるし、初心者には十分すぎる機能が揃ってるのでプロにならない限りは欠点が見当たらないでしょうね。

極端ではありますが、音色を選ぶ、音を置くさえ分かれば曲は作れてしまうので、基本的な使い方だけ覚えて、後はやりたいことが出てきたらその都度調べていけば良いと思います。何事も使えば慣れますよ。

導入にあたっては以下の動画を参考にどうぞ。

KORG microKEY-25 MIDIキーボード 25鍵

コレね、買ったんだけどデスクのスペースが狭すぎてパソコンキーボードとMIDIキーボードが並べられず、結局バーチャルキーボード(パソコンのキーボードで擬似的にピアノ弾ける機能)で凌いでます。

あると便利なのは間違いないですが、まずは1曲できてから買っても良いと思います。

耳コピ

で、本題です。今回耳コピした曲はクラブニンテンドーの引替え景品として配布されていた NINTENDO SOUND SELECTION VOL.2 「KOOPA」 に収録されていた“鬼の間”の生演奏アレンジ。
出典は「ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島」で同作はディスクシステム用ソフト。前編後編がありますが、後編で流れるBGM。名曲です。

生演奏は任天堂社内の有志グループが行ったようで、Vol.2クッパに収録されているのはロック調。
Vol.1がピーチでヒーリング系、Vol.3がルイージでマイナー系?でした。

タッチ!ジェネレーションズのサントラもあり、そちらにも生演奏が収録されています。

さて、コピーしてて思ったのは生演奏をコピーするのは難しすぎる…!

段々音量を上げていくとかギターパートのアドリブっぽく弾く感じとか。
ギタリストが適当そうにしてちゃんとやっているあの指で遊んでる感じは、デジタル入力では初心者には再現不可能な領域です。なんてムチャな選曲したのか。

次コピーするならもっと簡単な曲にしようと心に誓いました。そして、ゆくゆくはアレンジ加えられればいいなぁと思ってます。

その他

その他、知っておくとよいこと。音楽理論講座で触れることが多々。

五度圏

調号からキーを導き出したり、スケールのダイアトニックコードを知ることができる優れもの。
覚えて自分でゼロから書くことができることが理想だろうけど、逐一調べて徐々に頭に叩き込んでも良いと思います。

特に耳コピは音量が低めのパートが聞き取れないことが多いので、なんとなくこれかな?とコードを充てることがあります。その際にダイアトニックコードをすぐ知ることができるのは良いことよ。

ダイアトニックコード

で、五度圏でも登場するダイアトニックコード。

スケールに合う和音をまとめたもので、とある法則からCメジャースケールならあの和音、Aマイナーならあの和音と導き出せるのですが、それらをまとめてダイアトニックコードと呼んでいます。

良質なアレンジ

いい音楽を聴くことが何よりも一番大切なのかなって。

最後にYouTubeで聴くことができるお気に入りのアレンジを載せるので、ぜひ!

おわり。

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